12人の優秀な学生たちは、英語・ウズベク語・ロシア語をかなり流暢に話し、仲間内で話す際にも、かなりコロコロと言語が切り替わるので、面白くて、私は、前から気になっていた疑問を聞いてみました。
「いったいどうやって母語を二ヶ国語にできるのですか?」
ある生徒は、家庭内ではウズベク語で話していたが、初等教育以降を全部ロシア語で受けているので、自分の母語はロシア語だと思うけれど、ウズベク語も母語レベル。
別の生徒は、家庭も学校もウズベク語だけれど、ロシア語で習い事(楽器を師事)をしていたので、ロシア語も普通に使っていた
その他の生徒は、家庭も学校もロシア語で、15歳まではウズベク語が話せなかったけれど、その後(何かして)自然に覚えた
別の生徒は、家庭も学校もウズベク語だけれど、ドキュメントやなにやら普段からロシア語に触れているので自然に覚えた、他の人もだいたいそんな感じじゃない?とのこと。
彼らと同じ世代のタシケント人の若者でも、ロシア語がからきし駄目な人もいるので、やっぱり親がなんらかの形で教育熱心だった(習い事とか、ロシア語コースに通わせるとか)場合に、バイリンガルになるのがひとつと、学校等でロシア語が得意な子とウズベク語が得意な子が同じグループになるなどして、普段から教えあったりできる環境にあると、上達するのかも知れません。
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