台北に三回も行ったのに、まだ行ってなかった場所があった。故宮博物館。
国民党が大陸から台湾に来たときに北京からごっそり持ってきたという(でしたっけ?)金銀財宝がずらっと展示されているというではないですか。
台北観光のメインとも言える場所なのに、なんで行ってないんだっけ、とふと思って、行ってみました。
ゲストハウスで訪ねると、台北駅からなら裏手のバス停から307番、または地下鉄の剣タン駅か、士林から紅30番のバスで行くよ、とのことだったので、307バスを探しに行くと、一時間も先だった(もともと本数が少ない)ので、あきらめて地下鉄に乗った。
剣タンと士林のどっちでもいいなら、剣タンから乗るべ、とか言って、乗ったら、剣タンから士林駅まで一駅分をなんだかぐるっと遠回りして走って、時間がかかったので、士林駅から乗るのがいいですよ。
士林駅からは、なんだかいろんな国の観光客が乗り込んできて、ほとんど中国語だったから大陸の人か台湾の地方の人かな、バスは満員でした。
20分くらい走って、妙に広い場所についたと思ったらそこが故宮博物館でした。
うわ、すげーな、という驚きはぜんぜんなくて、ごくふつうの博物館とか美術館という感じ。
それにしても、次々と到着する観光バスから吐き出される観光客、館内はすごい人で、ごった返してました。
聞こえてくるのは、中国語とハングルと日本語がほとんど。
西洋人が見たら全部同じ人に見えるんじゃないかと思うけど、我々同士にはなんとなくどこから来たかわかる。
10人以上のグループで来てるのは大陸の人、家族旅行とか小グループは韓国人、日本人は女性2人とかカップルが多い。洋服の色使いとかでもわかるんだけど。
故宮博物館といえば白菜と角煮なんだけど、(知らない人はぐぐってね)、白菜見るのに白菜の部屋に入るために入場制限されていて、5分とか6分とか待ってやっとひとめ見れるの。もう、どんだけ白菜見たいの?って思った。
角煮見るのにも5分とか待って、もう周りの中国人たちも角煮見たくてしょうがない感じで、もうどんだけ。
私は、建物などを眺めるのは好きなんだけど、あまり金銀財宝とか書とかみるのは好きじゃないらしく、すぐに飽きてしまいました。たぶん、そういう人のために各国語で解説してくれるイヤホン機具を貸し出してくれますが、私はけちって借りませんでした。あと、詳しくわからないけど、自分のスマフォを使ってその場の展示の説明を読める、みたいなサービスもやってました。今度行くことがあったらちゃんと解説を聞くかな。
土産物屋も併設されてるんだけど、ほとんどが白菜と角煮関連のグッズで、白菜ストラップとか白菜ポスト一途とか、白菜ノート、白菜傘、白菜時計とか、もうどんだけ!白菜!好きなの!と思ったので、それ見るために行くのもいいのかも。
帰りの、やっぱり混雑したバスの中で、ブラウンの髪と瞳の綺麗な青年(少年?)が日本語で話しかけてきて、日本生まれのアメリカ人で今は台湾で勉強してるんだって。勉強がんばってね!加油!
その日の夜は台北の友達たちと合流して4時まで飲みました。どんだけぇ
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