夜のバンコクで。
タイ人女性、イタリア人男性、と3人でビールを飲んでました。
タイ人女性が、飲むとちょっと怒り出す癖のある人だったらしくて、楽しく飲んでいたら急に怒り出して、
何を怒ってるかというと、近くに座っていたスエーデンの男性に金を貸したのに、返して貰えず踏み倒されているということで、酔った勢いで喧嘩を売りにいきました。
かなり、しつこく挑発していて、私とイタリア人男性は止めたのですが、飲めば飲むほど勢いがついてしまうらしく。
とうとう相手の男性が切れて、空になったビールジョッキで彼女の頭を殴った、そして大流血しました。
その場にいた女性のヨーロピアンがなんとか応急処置をして、それからタクシーを呼んで救急病院へ。
救急病院に行ったのは私と、患者の同僚の女性と、オーストラリアの男性で、オーストラリアの男性はさいしょ、何者?と思ったけれど、殴られた彼女とちょっと男女の関係があった時期がある、そうです。
向こうも私のことを何者?と思っているので、今日一緒に飲んでいたモノでして、頼まれてついてきた、とか間抜けな自己紹介をしました。
それで、深夜2時のバンコクの救急病院で、患者が縫われるのを待ちながら、だらだらと世間話をしてました。
何者だかわからない人たちが、どこからともなく現れて、またどこへともなく消えていくのですが、流血の傷害事件も含め、なんとバンコクらしい。
加害者はどうもバンコク在住者のようなので、縫われた彼女は訴えてやると息まいていました。旅行者が相手だと、こういう場合消えてしまって困るのですかね。
タイは、ぜんぜん変わってませんでした。
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