改めて、タイに来てみて、自分はタイが好きなのかどうかわからない、と思いました。
今はじめて思ったわけじゃなくて、昔からそう思ってたふしもあるのですが。
バンコクは、あちこち下水と腐った食べ物のにおいがするし、どこへ行くにもわりと不便だと思うし、暑いし、しょうもない不良外人も数多い。
安い洋服のバザールとつみれの串焼きみたいな屋台の臭いにおいの間を歩きながら、タイ人の着道楽と食い道楽を体現しているのだな、と思ったりしました。
タイ人は、
見栄っ張りで、階級意識が高くて、貧乏人をあからさまに嫌い、
タイ人の中に、何人も大好きな友達がいるけれど、タイ人の苦手な部分もあります。
すぐに奇声をあげるし、悪口というか、憎まれ口みたいな、恨みごとが多くて、しかもそういうことを大声で平然と言うところとか、あまり好きじゃない。
金欲、食欲、性欲、睡眠欲におおらかで、寛容で、仏教国というけれどまったく禁欲的でなく、享楽的で、その日暮らし。
それならなんでタイに行くの?と自分でも思うけど、たぶんまた行くのだと思います。自分がとことんバカになっていい場所のような気もするな。
あと、友達にも会いたいし、タイ料理は大好きだし。
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