9月1日は、ウズベキスタンの独立記念日で、日本は関東大震災の記念日ですね。
ウズベキスタンの独立記念日には、記念コンサートが行われて、大勢の大御所歌手みたいな人とか、軍の吹奏楽団などが出演するイベントをやってました。夕方から夜まで、ずっと歌と踊りが生中継されて、会場で大統領が踊るのが映されて、最後に花火があがって、その後はVATANというWW2を舞台にした、ウズベキスタン版愛国映画が流れて、その一連が好きだったです。はじめのアパートは独立広場に近かったので、イベントの最後の花火が部屋から眺められました。
ウズベキスタンでの生活は、トラブル、ハプニングも多かったけれど懐かしく、強烈な青い空の色とともに幾つもの情景が思い出されます。またあの青い空が見たいし、かの地で出会ったたくさんの人たちは元気だろうかと思います。
ウズベキスタンへ行くのは簡単だけど、アパートに住んで、バザールに買い物に行って、緑のメルセデスのバスで通勤して、という生活が懐かしいので、衝動的に飛行機のチケットを買って、お客さんみたいにホテル住まいをしても、この懐かしい気持ちが満たされるのかなあ。
一方の日本は防災の日で、私が旅行から帰った8月末から今までほんの10日くらいで、二度も身体に感じる地震があったので、そのたびにいちいち、今のは関東大震災の前震なのでは、これが引き金になって3日後くらいに大きいのが来るのでは、などと悪い想像をしてしまいます。もっとも、来たからといって世界が終わるわけじゃないし、モノや電気が足りないままで生活は続くんだ、というのは2011年に経験済みで知ってるので、どうってことでもないけど。
前の震災ではこうだったから、次にもし震災が来たら、前回の反省をふまえてこうしよう、というアイデアが、なぜだか私には無くて、しいて言えば災害後半年くらいのピリピリした、神経質な世の中が嫌だった(居心地が悪かった)ので、次にそういうことがあったらすぐに海外に遊びに行ってしまおうか、と思うくらいです。
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