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大陸性ステップ 旅と音楽。

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映画『ピザボーイ』

この映画を見た。

ピザボーイ(30 Minutes Or Less)




おすすめ、しません!

映画としては、よく出来てると思うのですが、内容がなんともイケなくて、誰にも感情移入できませんでした。

裕福な父親を殺して遺産をせしめるために、殺し屋を雇うために金が必要なので、通りすがりの善良な人(ピザ配達人)に遠隔操作できる時限爆弾を取り付けて、銀行強盗をさせる、というストーリーなのですが、サイテーでしょ。しかも、これほぼ実話だったりします。コメディ仕立てになってはいるものの、ちらちらと実話であることを思い出してしまって、かえって不愉快なのでした。

http://en.wikipedia.org/wiki/Death_of_Brian_Douglas_Wells
アメリカ人ピザ配達人Brian Wellsは、爆弾製造者から爆弾を首に装着することを強制された。銀行強盗で逮捕された際に爆弾が爆破された。この場合Wellsは銀行強盗の企画自体に関わっていたと証明されたが、装着された爆弾が本物であることを知らずに装着されたことが明らかにされた、のだそうです。

途中で見たくなくなって、Youtubeで適当なホラー映画を検索したら、JU-ON(呪怨、またはThe Grudgeとしても知られている)シリーズがフルで見られるようになっていたので、見た。

ハリウッド作品であるThe Grudgeは、ストーリーがよくわからない、っていう英語のコメントが多く書かれていて、なんでだろうと思ったけど、時系列順になっていなくて、時間が現在と過去をいったりきたりするから、その辺をうまく理解できないとわけわからなくなってしまうのだろうね。主人公の恋人役で出ているJason Behrって人が、前に学園ドラマの主演していたのを覚えている。

このシリーズ(の日本版)は、日本家屋の、薄暗くて湿っぽい怖さが印象的に使われている。で、ハリウッド版のThe Grudgeは、東京を舞台に在日外国人の家族が心霊に付きまとわれるという話になっています。薄暗くて湿っぽい日本家屋の怖さは、日本人とかタイ人以外にも理解できるのかな、と半信半疑だったけど、そこは、まったく言葉の通じない日本にやってきたアメリカ人の不安を、心霊が追い討ちするっていうふうに処理されていました。一番印象的なシーンは、来日したアメリカ人家族の主婦が、スーパーの食料品売り場で途方に暮れた挙句、カップめんのパッケージを指でやぶって匂いを嗅ぐシーンでした。心細さをよく表現してる。
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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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