某社FFPで効率よくGold資格を得るには、某社エコノミーとCXエコノミーでがんがん往復すればすぐGoldになれる、とわかってからは、ちょっとさびしい気持ちです。やっぱり、他のいろんなキャッリアにも搭乗してサービスの違いを見つけたり、バリエーションを楽しみたいものです。ポイント単価命!で某社とCXしか乗らないのだとすぐに飽きがくる、と予感するものの、いざ予約するとなるとポイントのつかないフライトなんか予約しないし。
思い切って他のアライアンスに乗り換える検討をするとどうなるかな、と思って、STARALLIANCEは避けてSKYTEAMに興味を示してみます。
まずSKYTEAMを多用するならDelta American Express Gold カード(正式名称は失念)を年会費4万くらいで持って、はじめからDeltaの上級会員になる、という手段があります。これなら上級会員になるために数十万も搭乗する必要がないし、スマートな買い物、なのでしょうが、私にはちょっと。上級会員を攻略するゲーム的要素が無いと搭乗への熱意が殺がれ、実際の搭乗回数が減ってしまうのではないかと、そんな心配をしてしまいます。
そこであえて上記カードを持たずにSU(アエロフロート)のGold会員になるにはどんだけ乗ればいいの?みたいな計算をしていました。
じつは、某社FFPに加入する前はSUのFFP加入を真剣に考えていました。ロシア、中央アジア方面には頻繁に再訪したいし、ロシア語学習にもなるし、あのバターくさいエコノミーメシのおいしさはJALなどとは比べられないくらい、美味しい。私は隠れSUファンなのです。
それでも某社を選んだのは仕事が終わってから搭乗できる深夜便が2便も選べること、それに尽きます。SUはPVGには2便/日飛ばしていて深夜便も設定されているのにNRTからは長年昼の12時発Onlyで、帰着が夜10時半なのも不都合。12時発でその日にEUに着けるメリットは大いにあるものの。
SUのFFP会員だと、おおざっぱに言うとSUで欧州2往復(もちろん、プロモとかバジェットという料金ではなくてマツ・タケ・ウメでいうとタケレベルのチケットで)、プラスアジア3往復すればGold会員(SKYTEAMのElite Plus)になることができます。日本人には、上級会員になりやすいFFPだと思います。
欧州に行くときには当然、KLMとかAFとかには目もくれずSUでひたすら往復する必要がありますが、アジア往復するには、MU CI CZ GA VN KE MF(アモイ航空ですね)とバラエティ豊かな選択肢が。そのどれもが格安エコノミーで50%マイレージ可算だったら嬉しいのですが、実際はそうはいかず。
この中で優秀なのはCIと、意外にもMUです。
CI---格安エコノミーでも50%可算。また格安ビジネスはじつに格安なのに115%可算と、頼れるキャリア。ONEWORLDでいうところのCX(某社会員にとって、です)
MU---格安エコノミーでも50%可算。ビジネスはそれなりの値段します。よくネットで売ってる格安ビジネスは旅程の半分がエコノミー(しかも可算なしの)だったりするので注意。ONEWORLDでいうところのJL(異論は認めます。しかし、某社会員にとってJLの安売りビジネスはエコノミー並みのポイント可算率で、ちゃぶだい返しです)
GA---けっこうなお値段取るのに25%加算。なるべく避けたいキャリア。ONEWORLDでいうところのQF(同上)。
KE、CZ---格安エコノミーでマイル可算なし。可算したければ金払え、というキャリア。ONEWORLDでいうところのMHです(同上)。
VN MFはリサーチしてません。
この結果を見るに、結局、SKYTEAMに乗り換えたとしてもSUで欧州往復、MUかCIでアジア往復、ときどきCIでビジネスクラス乗る、というワンパターンは目に見えています。若干必要経費はSKYTEAMのほうが安いかな、と思う程度です。
SUのFFPの良い点は、SKYTEAM他社に搭乗する際も会員ランクに応じたボーナスがつくところかと思います。某社ではボーナスは自社便に限定するかわりに、Gold会員資格更新毎に上級クラスにUpgradeできるポイントをくれます。
PR