今回は勤務先から直接空港へ向かいます。
バスに乗ります。いつもバックパックひとつで旅行なので移動は苦ではありません。
2時間バスに乗って20時の成田空港へ。前回もそうでしたがこのバスはWiFi搭載なのでスマフォでドラマを見ながら行けます。
カタール航空のカウンターで当日Upgradeに成功(
この記事を参照)。ビジネスクラスの最前列1Jを確保しました。
出国前にコンビニでヘアバンドを購入しました。
出国は先日登録済みの自動化ゲートで一瞬でした。そういえば今回は新パスポートで初旅行です。
また、カタール航空ゴールド/ワンワールドサファイアになって初旅行なのでラウンジに行ってみます。ゲートはサテライト81番ですが、サテライトのサクララウンジは営業終了しているんため、本館のサクララウンジへ。入り口が2つありますがどっちでも良かったみたい。
立派なカウンターで笑顔で接客していただきます。そのままラウンジへ。程よく空いていました。フードは一階上がったところらしいです。階段を上ります。
ほとんどが日本人旅客。アバヤ姿の女性もいますがエミレーツかカタールの客でしょう。
空腹だったのでフードコーナーへ行きました。シュウマイ、カレー、牛丼とかありましたが、それほどがっつりと食べる気分ではなかったので、サンドイッチとパン、バターをもらいました。ラウンジのフードってさんざん話題になるのでさぞ豪華なものかと思いましたが、それほどでも?ないような気がします。ファミレス程度じゃないでしょうか。空港で無償で提供されるものにそれほど期待しちゃいけないですね。美味しいものならホテルで食べられるし。
ひとくちサンドイッチは美味しかったです。ビール一杯だけ飲みました。
サクララウンジの喫煙室はグレートでした。広い部屋にソファーが並んでシャンパンまで用意されています。これまで訪れた喫煙室の中でも最高級なものでした。
22時出航なので21時にはラウンジを出てゲートへ向かいます。サテライトへの通路ももはや歩きなれてしまって遠く感じません。ここにシャトルがあったころ一度だけシャトルも乗ったことがあります。あれはいつのことだったでしょう・・・。
ゲートで水を買ってほどなくして招集開始します。前回はおかしな招集をしてましたが今回は普通。子供連れ、Disabled,に続き、ビジネスクラス客が列をつくります。エコノミー客がビジネス列に並ぼうとしますが、係りの女性が「エコノミーはあちらですよ」と言います。ちょっと客扱いがきつい感じもありますが、何も考えてない感じだった前回より上達している感じ。
ありがたいことにビジネスなのでビジネスクラス列へ。
搭乗もスムーズにいきます。
座席は1Jです。相変わらず薄暗いキャビンです。ウエルカムドリンクはシャンパンを、熱いタオルとともにもらいました。担当はコリアンの女性でした。ほどなくしてチーフらしいタイ人の女性クルーも挨拶にきてくれました。サワスディーカップ。
この成田ードーハー成田便は、何度も利用していますが、毎回クルーチームの印象が違うのがおもしろいです。クルー全員がやる気漲っているときもあるし、逆にチーム全体がお疲れ気味のときも、担当クルーだけが熱血なときもあるし、今回は自己紹介の際にそれぞれ出身国を言ってくれるのが面白かったです。QRのクルーは国籍不明なことが多いので。今回は担当がコリアン女性だったこともあって日系エアラインのようにかいがいしくしてくれました。
個人スペースが尊重されるらしい最近のビジネスクラスの風潮に対して古い777‐200なのでお隣とのコミュニケーションが生じるのです。今回はお隣の日本女性がイランへ行かれるらしく、同じくイランへあこがれている私はあれこれ質問攻めしてしまいました。話し込んでかなり遅くまで(日本時間2時ころまで?)話し込んでしまって周りには迷惑だったかも。でもいろいろと話しを聞けてよかったです。
ミールは和食で懐石を選びました。メニューを見るといろいろ、あれこれ書いてあるのですが実物はワンプレートにちまちまと乗っていて、もうどれがどれやら、魚は美味しかったです。でも機内なのでそんなにぱくぱくと食べられるわけじゃないのですよね、美味だったのに半分は残してしまいました。デザートのアイスクリームはいちごトッピングがおしゃれでした。
日本時間2時過ぎですが、機内エンタメにManchester By the Seaがあったので見はじめました。ところが消灯後の機内、両隣が寝ているので、ビジネスの大きな画面で映画を見るのはちょっと迷惑かもしれないと思いました。お隣がアイマスクを使ってくださることを願って。この映画がどうしても見たかったのです。
眠い目で見たかいがあり、前評判どおり素晴らしい映画でした。特にケイシーアフレックの抑えた声の演技が最高。さすが、オスカー受賞だけあります。助演のミシェルウイリアムスもやたらいい演技をしていました。大味のアメリカ映画、と思っていましたがこんなに詩的な映画を作るとは。驚き。
日本時間4時過ぎでしょうか、ベッドにして眠ります。
Zzzz
目が覚めたのはドーハ着約1時間半前のこと。朝食で起こしてもらいました。日本時間だと8時過ぎなので、4時間以上ぐっすり眠りました。 まえもって、寝る前に朝食時間の希望を聞かれたので、着陸前に起こしてください、と伝えてありました。
朝食はハンバーグとオムレツの洋食を選択。可もなく不可もなく。パンを頼んだら盛り合わせできてしまいましたが、そんなに食べられない。全部半分ずつ食べて残してしまいました。
ビジネスクラスのアメニティはこのようなもの。中にはアイマスク、靴下、リップバーム、化粧水、乳液が入ってました。いちおう男性用?なんだと思います。
パジャマは勧められましたが断りました。持ち帰りも可能だそうです。家でもパジャマ着ないので不要。
ドーハには定刻より早く到着。
はじめてのカタール航空ビジネスクラス、素晴らしい体験でした。正直言って、搭乗前のラウンジ体験も機内食も、事前の期待にくらべたらそれほどでもなく、クルーのホスピタリティも、プリヴィレッジクラブ会員ならエコノミーでもそれなりに扱ってもらえるし、値段に対してどうなの?と思いました。しかし、ライフラットシートでの熟睡、これだけは、なににも代えがたいです。いつもエコノミー席でうつらうつら、寝たり起きたりしていたことと比べると、天地の差です。ドーハ直前まで熟睡でしたから。よく6万円でアップグレードオファーがあるこの路線ですが、6万円の価値があるかと言われたら、あります!価値。
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