ウズベキスタンでは、JICAに斡旋してもらったアパートメントを借りて住んでいます。この際、この国では不動産契約にあたり公証人の立会いが必要とのことで、ある日職場にいると電話で呼ばれて行ってきました。
(面白いのは、もう契約をして8月から住んでいるのに、今になって呼ばれたってことで、それなら前に交わしている契約は公式なものじゃないってこと?謎。)
朝9時半、公証人役場に集合したのは不動産屋さん、大家さん、JICAスタッフ、私。連れて行かれるまで、自分がどこに何をしに向かっているかも分からなかった。一軒目の公証人役場は人がいっぱいで無理そうってことで、別の、私の住居に近いオフィスへ。そこでは無事書類を受理してくれて、二時間後に来るように言われる。いったん解散して、私は部屋へ。
二時間たっても電話が来ないのはこっちではまあ普通として、再集合は結局三時になった。10時半には書類を出したのに全然二時間じゃない。三時になっても誰も来ず、結局4時過ぎに集合ってことになった。
4時に再度四人が集まったが、オフィスは人があふれていて全然入れない。結局、やっと手続きが始まったのは5時だった。オフィスにはご婦人の公証人が座っていて、彼女の前で再度待つ。
公証人のご婦人は、叫んだり電話で話したり、笑ったりスタッフを叱ったりなぜか退席したりしながら処理を進めてくれるんだけどいかんせん、なかなか処理が進まなくて、一同どんよりした。驚いたのは、外国人が当事者になる場合きちんと資格のある通訳を同席させないといけない決まりになっているらしく、JICAからスタッフが来ていたのはその為だった。大家さん、私、通訳の三名が何枚もの書類にサインをして、やっと終わったのは6時ちかく。
実は、朝職場を出るときに見積もりが甘くて、午後くらいに来ます、と言い残してきただけだったので、昼に一度電話を入れて少し遅れますといって、全部終わったあとで結局今日は行けませんということになった。日本では、一番避けたいこのパターンなんだけど、ウズではたぶん避けて通れないパターンなんだろうな。
そんなこんなで一日がかりの書類仕事でした。
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