27.10.2012
職場で、だんだんプロジェクトに加わるようになって、ちょっと思ったこと。私の職場の改善点があるとしたら、日本のように計画を立ててから実施というプロセスを踏んでないことかもしれない。
何かのシステムを構築する際に、日本で仕事をするならばまず、利用者、利用目的、容量の設計ありきで(設計にかける時間は長い)、それからハードウェアの選定、構築、という手順を踏むはずなんだけれど、ここでは、まずハードウェアありきで、とりあえずモノを買いたいだけ買ってしまって、使い方・使い道はそれから決めましょうといった、仕事の進め方をしているようす。この方法だと、あとになって、実際のニーズとハードウェアがミスマッチしたときに困ったことになる。
ハードウェアがそろったあとに、こういう使い方をするのなら、あっちのハードウェアのほうが良かったのに、と言いはじめても、もう買ってしまってあるのだから、取り返しようが無い。これは、どうなのかな。ハードウェアのスペックにあわせて、ハードウェアにできる限りのことを設計に盛り込むっていう逆の手順でも、できなくはないけど、ぬぐえないのは本末転倒な感じ。今更マネジメントとは何ぞや、なんて教える相手でもないんだけど。
ちょっとその辺のさじ加減がこれからの活動のテーマになってしまう可能性もあるかなあ。
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