16.11.2012
通勤路に新しいマガジン(ショップ)が出来ていました。看板は右から、Burger / Aviakassa / KNIGI と書いてあります。どれもタシケントで流行ってるビジネスだねー。Burgerはバーガーショップ、AviakassaはAviationのCasherつまり航空券&旅行代理店です。最後のKNIGIは・・・ウズベク語でこんな単語あったっけ?と一瞬悩んだ挙句、ロシア語のКНИГИ(書店)をローマ字表記してるんだ!
でもやっぱり、ロシア語のラテン文字表記ってムズムズする。ロシア語ならキリル文字で表記しないと、レーニンさんががっかりするよ(妄想)。ウズベク語は正式にラテン文字表記なので、どうせラテン文字を使うならウズベク語のKITOBって書けばいいのに。なんでわざわざラテン文字でロシア語を書くんだろうって思った。
でも、実はロシア語のラテン文字表記はこの10年すごく使われるようになっている。携帯電話だ。
スマートフォンなどの高機能携帯電話機をのぞき、こちらの一般的な人々が使う従来型の携帯電話にはキリル文字をInputする機能は無い。そこでSMSメッセージングなどではラテン文字を使ったロシア語は広く用いられている。携帯電話会社からのInformation SMSはラテン文字を使ったウズベク語とロシア語の両方で書かれているのが普通だ。
そういう諸般の事情を抜きにして、単にウズ語よりロシア語の看板かっこいいっていう価値観がタシケントにあるのは事実なのだけれども。
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