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退職経験について

若い協力隊員さんから、伊山さんて○○退職して参加したんですか?本当ですか?もったいない!みたいなことを言われることがよくあります。その度にちょっと困惑しています。

東京では大手の通信会社(以下、A社)で働いていました。就職したい企業のランキングにいつも入っているような会社です。ただ、私は正規の社員ではなく、ビジネスパートナーといって社外から特定の業務を請け負っていましたので、雇用形態でいうとその会社の社員じゃありませんでした。ただ、本社に机を与えられて本社業務の一部を担っていたのと、その会社で9年弱勤務していたことで相当学ばせて頂いたので、プロフィールとかには(但し書きのうえで)そこで仕事をしていたと記載する場合があります。

私が正社員として直接雇われていた会社(以下、B社)は私が辞めてすぐに他社に吸収合併されて消滅しました。B社は、勤務していたときからあまり良くない噂も度々耳に入ってくるような企業でした。給与はとても低かったです。学歴のために買い叩かれていたような側面もあったかと思います。9年弱勤務しましたが、生活がカツカツだったので預金なんてできなかったです。預金を切り崩しながら会社員生活していました。

2003年に就職して3年間は、やりがいがあったし仕事も楽しかったので、給与が安いことはあまり気になりませんでした。なにより目にすること、することがどれも新しく、とても勉強になったのです。でもその後6年くらいは、割と惰性で仕事をしていて、楽しいこともなかったし、給与が安いことばかり気になって、少し精神が参っていました。なにより仕事をしても以前ほどはあまり勉強にならなかったので資格の勉強を自分でしていました。楽しくなくて勉強にならなくて給与が安いのなら、もう辞めるしかないと思っていましたが、給与UPを交渉することもなくズルズルと続けてしまったのは良くなかったです。

それに、長く勤めると良いところも悪いところも見えてくるというもので、もしも自分がA社の正規雇用で上に挙げたような問題が無かったとしても、果たして定年まで勤めたかどうかはわかりません。(協力隊に現職参加するような人は居なかったので、現職参加っていう選択肢は無かったとします。)

良いところ
・社員の平均レベルがすごく高い(非常識な人はあまりいない)
・緊急時の対応はすごく早い(軍隊みたい)
・ネットワークがうまく機能している(人が欠けても周りがカバーできる)
・後進を育ててゆく文化がまだ生きている(お陰で私も多く学ばせて頂いた)

悪いところ
・トップダウンなので多くの社員さんは上から「降りてくる」仕事をこなしている(創造的ではない)
・顔が見えない(担当者対担当者ではなくて、組織対組織の折衝が多い)(※)
・普通のプロジェクトの進みが遅い
・終身雇用志向の人が多いので、仕事自体や顧客満足より上司とか社内ウケを大事にする人もいる

上のような理由で、当然人によって向き不向きがあるし、終身雇用というのも今の日本企業でいつまで有効なのか不透明になっているのに、それでも人気企業で、遠くタシケントでさえも羨ましがられるような企業なのかな?というのが、私の当惑と戸惑いの元だったりします。

(※) "・顔が見えない(担当者対担当者ではなくて、組織対組織の折衝が多い)"
については、自分が非正規雇用だったから組織の意思みたいなのが見えなかったのかもしれないし、単に私がそれを読み取る能力が無かったのかも知れません。担当者対担当者のときにできることが、組織対組織というシチュエーションではあまり出来ないのです。後者の可能性が高いかな。
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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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