タシケントで出会った中国人駐在員の王さん。
二年間のタシケント赴任がひと段落して今度は東京に赴任するんだって。それで、東京に行く前に一杯でも、ということで飲んできました。
北京出身の彼の印象的な一言、
「タシケント、気候もいいし人もいい人多いし、いい街だったよね」
かっこいいよね!
一方、私がこの街で出会う日本人は、
「タシケントのここが駄目だよね」
とか、
「ウズベク人のここは良くないよね」
みたいな話をする人が多いです。
私は、この町に置いてもらってる立場なのもあるし、実際すごくいい街だと思っているので(美しい人々、空いてるバスなど)、タシケントが好きじゃないなんていえない。
日本人と会うと、なんかしらの悪口が多い印象があって、だからあんまり日本人と遊びたくないんです。
私自身、タシケントに対する不満もあって、たまに愚痴も言うけど、愚痴を言って分かり合うような人付き合いはあまりしたくないのです。
だから、今日ワンさんと会ったのはとても良かった。
もう一つ、中国企業はすごいと思うのは、積極的に国外に人を送っていること。
ワンさんは、これまでドイツ、フィンランド、タイランド、タジキスタン、ウズベキスタンに駐在していて、北京には10年以上帰ってないんだって。
日本企業だと、海外赴任ってちょっとしたご褒美みたいに2年くらい与えられるもので、10年出っ放しって言う人はあまりいないと思う。(私調べ。本当はもっと違う会社もあるかも)
でも、社員を10年以上海外に送るくらいのことをしないと、サムスンにもTPLinkにも、HuaweiにもHTCにも勝てないっすよ。
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