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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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インターネットの旅行記

私はインターネットの旅行記が好きです。

確か、はじめはタシケントに来た日本人の感想を読むつもりで色々検索して読みはじめたんだけれど、そこから派生して今はいろんな場所のいろんな旅行記を読むようになりました。インターネット上のいろんな人の旅行記は無尽蔵にあるので、読み飽きることが無いです。私自身もともと旅行が好きなので、人の書いた旅行記を読んで旅行気分に浸ったりしています。

色々読んでいると、とても好きなタイプの旅行記と、そうでもないタイプ(1ページ読んでやめてしまうような)があります。だいたい、期間限定で一箇所~数カ国くらいの旅行記だと内容が濃くて、面白いんだけど、世界一周を掲げたブログだとどうも、内容や情報量が薄い傾向にある気がします。

前にも書いたかもしれないけれど、今、世界一周ブログ(世界一周している人のブログ)ってすごく多くてびっくりします。こんなにたくさんの人が世界一周しているんだ・・・と思います。

でも、旅行の濃さでいったらやっぱり、短ければ短いほど色々と予定を詰めるのだろうし、印象も鮮烈なはずだし、旅行記として読んだときには、旅行期間が短いほど読み応えがあるのだと思います。

たとえば、世界一周の人のウズベキスタン旅行記を読んでも、殆どタシケントはすっとばして、サマルカンドへ行き、レギスタン広場へ行き、定番の宿に泊まり、次の国へ行くといった具合で、みんな同じ場所で同じことをしている印象だし、2~3ページちょろっと書いて終わり、というパターンが多くて、たぶんウズベキスタンに何の思い入れも愛着も無かったんだな、という印象しか残らないんです。一方で、日本からウズベキスタン目当てに来た人は、当然色々と下調べもしてきているし、旅人に不人気らしいタシケントだってくまなく観光しているし、街で起きたエピソードひとつとっても、予備知識があるせいか、綿密で面白く描写されていることが多いです。

自分自身、昔三年くらいの旅行をしたことがあるけれど、せっせと観光をしたりノートに記録したりするのははじめの数ヶ月だけで、その後はもうひたすら場所を変えつつ自分との対話みたいになっていって、写真も撮らなくなっていった。

だから世界一周が駄目だ、って言いたいわけじゃなくて、何年もかけた世界一周っていうのは、もうすでに旅自体が生活みたいになるので、数日~数ヶ月の旅行とは全然違うものなんだろうな、ってことを言いたかったのです。また死ぬまでにチャンスがあるのなら、何年もかけて世界一周したいですよ。もちろん上限一ヶ月くらいの濃密な旅行もしたいし。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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