タシケントの空港で、ライターを取り上げられたので、帰国してからはずっとタシケントから持ってきたマッチを使っていた。
しかし、どうもタシケントにいたときのように火がつかなくなってしまった。マッチは日本の湿気を思い切り吸って、あまり燃えなくなってしまった様子。そりゃー、湿度10%の世界から70%の世界に来たのだから、さもありなんだけれど、タシケントで便利に使っていたものが、国境を越えたとたんに意味をなさないモノになってしまうのは、どうも浦島太郎の物語を思い出させて物悲しいと思う。
そのかわり、コンビニに行けばありとあらゆるモノが買えるし、ジュースだけであんなにたくさんの種類があるのは、タシケント暮らしに比べるといかにも天国。必要なものを買うために炎天下でタクシーに乗ったり、電車に乗ったりする必要が無い。
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