いつも立ち寄らないマガジン(雑貨店)に立ち寄って、1200スムのボトル飲料と、2000スムのタバコを買おうとしたら、店員が、トールミンイッキユズ(4200)と言った。
おかしいと思って、
「タバコは幾ら?」と聞くと、「2000スム」
「紅茶飲料は?」と聞くと、「1200スム」
「それならウチミンイッキユズ(3200スム)?」と聞くと、「そうだよ」と惚ける。
いくら外国人でも、一年以上住んでいてトール(4)とウチ(3)は聞き間違えないので、店員が自分を騙そうとしたな、っていうのがすぐわかった。
このようなことは、割と良くあることで、これまでにも何度か再度値段を確かめたり、そのまま払ってしまって後で気づいたり、ということをしている。
それにしても、
騙す、誤魔化すんだとしても、どうして1000スムみたいな小額で、控えめな誤魔化し方なんだろう? 1000スムは日本円で30円くらいで、ウズベキスタン人にとっても別に大きな金額じゃない。タバコ20本も買えないし、せいぜいパン一個、水一本だから実質100円くらいの価値。
パンは貴重なものだから、パン一個分をちょろまかせれば上々と考えているのか・・・
ちりも積もれば山となるの精神で、こつこつとちょろまかし続けるのか・・・
よその国だと、子供が平気で2倍、3倍の値段で売ろうとしたりする場合もあるので、それに比べるとなんだか控えめすぎて、拍子抜けがする。
たった1000スムのために、店の評判(レピュテーション)を落とすこともないのに、と思います。
ちなみに、店員と顔見知りになっているような場合には、こういうことはしないので、こちらの人が店員と個人的に顔見知りになってまず握手してから購買行動をするのは、なかなか理にかなってるのだな、などと思った夕べでした。
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