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电子计算机
電腦(台湾)
电脑(中国)
電脳(日本)
日本では顔文字でおなじみのキリル文字は、ロシアの文字であるんだけど、今となってはバリエーションが色々あり、ウズベキスタンでしか用いられないキリル文字とか、カザフ語でしか用いられないキリル文字がある。これは極東における漢字の立ち居地に類似していると思った。漢字はひとつではなく、電腦(台湾)
电脑(中国)
電脳(日本)の例のように、独自に発展しつつある。
ウズベキスタンは20年前に、キリル文字をやめてラテン文字表記に改めたわけだけど、これは、日本に例えると漢字をやめて全部カタカナにします、みたいな、大きな決断だったと思う。私は、日本の政治がこれまで漢字の使用をやめなかったことは偉いことだと思う。一方で韓国のように漢字の使用をやめてハングルに統一させた成功例もある。
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http://iyamat.blog.shinobi.jp/Entry/300/電脳。
毎日、お昼ご飯はチームのみんなと車に乗って外食へ行くのですが、先日食事から帰ると電気が落ちていました。停電でした。
そういえば、タシケントで停電って三ヶ月前に来タシしてから初めてかも。地方ではよく停電があるって聞いているのですが。
PCで資料を作っている最中だったので、続きもできなくて、仕方ないのでロシア語の教科書とかウズベク語コンピューター用語辞典を読んでいました。結局、二時間くらいして、夕方になってから停電が直り、仕事再開しました。
日本ではあまり仕事中に停電っていう経験が無いですが、まだ仕事を始める前(子供の頃)は結構時々断水とか停電があったような気がします。
http://iyamat.blog.shinobi.jp/Entry/299/停電。
こちらウズベキスタン。男性同士の挨拶は、軽い挨拶で握手、もっと親しくなると、抱き合っておでこをぶつけ合ったりします。女性同士だと頬ずりをしたりも。
出社して朝の挨拶をするのですが、これも握手だし、退社するときも男性スタッフには握手をしてから帰るのですが、なんとなく、まだ日本人すぎてなれていないので、つい握手までは、いいかな・・って勝手に思ってしまうのだけれど、やっぱり握手しないとたぶん失礼になってしまうので、心を決めてちゃんと握手しようと思っております。
さすがにまだ抱き合って頬ずりする仲の友達は居ないんだけど、求められたときのために一応心の準備もしておいたほうがいいかな。あれ、左右のおでこをぶつけあってる感じにみえるけど、左右どっちから始めるんだろう。
http://iyamat.blog.shinobi.jp/Entry/297/握手。
英語メインで仕事をはじめて数週間、最近、自分の一人称が「おれ」でも「わたくし」でもなく、
I
なんだって自覚が芽生えてきました。
I 愛 アイーーー!
すごく変な感じで、あ、おれ今アイなんだよな、って日に何度か思ったりします。
しかし、ここは旧ソ連ロシア語エリアでもあるので、はやいところIからЯ(ヤー)に脱皮したいとも思う。
おそロシア語をなかなか覚えなくて困っているので、とりあえず今覚えなければならない単語を50くらいリストアップしておくことにしました。
http://iyamat.blog.shinobi.jp/Entry/298/人称。
自分自身に関するプレゼンというのをして、一通り職歴などを紹介してみたのですが、チームの若い組のウズベクの青年(新婚)が、タローは何歳なんですか?と聞いてきた。いまさらジローなんだけど。
私「私は38歳だよ」
新婚「(!)結婚はしていない?」
「結婚はしていない。日本では、30代で結婚していないのは珍しくないんだ」(←ここまではよくある)
「(!!)じゃあいつ結婚をするのですか」
「結婚は、するかも知れないし、しないかも知れない。40代以降に結婚する人も多い」
「それなら日本人はいつ子供を作るのですか!」
「子供は、作る人もいれば作らない人もいる」
「(驚愕の表情)ショックです」
その場にいたもう一人の若いスタッフも「私もショックです」と。
彼ら、若い二人の表情があまりにも、ザ・驚愕、といった感じだったので、印象的でした。そんなに鬼畜な印象を与えてしまったのかなあ。
ウズベキスタンの結婚の制度は、伝統的な家長制度に基づいたもので、親の承認無しでは結婚はできません。ほぼ、親の決めた人と結婚をするような感じで、本人同士というよりは、家対家の結婚のようです。本人たちにとっては、親のための結婚という側面も強い。また、結婚年齢は若く、ほとんどの男女は25歳前に結婚する(女性はもう少し早く、22歳頃までに結婚する)。そのため、30代で未婚・子無しというのは、彼らの目にはとても奇異に見えるのです。
たしかに、自然の摂理としては、20代のうちに結婚を済まし子育てに突入し、40代で子供が独り立ちするというのはいかにも自然なので、現状の日本のように人々が家庭を作らなくなったのが奇異であることは、否めない。一方で日本人の人口が減少しているのには理由があるようにも思います。増えすぎた人口と少ないリソース、便利すぎる社会では肉体は退化し、人々はモチベーションを失って、徐々に生きるのを辞めていくような印象を持っています。
http://iyamat.blog.shinobi.jp/Entry/292/驚愕。
ウズベキスタンのオフィシャル言語は、独立以来ラテン文字表記のウズベク語ということになっている。でも実情はもう少し複雑。私の職場のオフィシャル言語はロシア語になっていて、プレゼンとか会議では主にロシア語が使われている。私のチームは、ウズベクとロシア人の混成チームなので、部屋の中ではウズベク語とロシア語が並行して使われている。
日本で言われている(私が聞いていた)ように、ロシア人や韓国人はロシア語しか話さないというのではなくて、私の職場のロシア人はウズベク人コミュニティで育ったせいか、ウズベク人と変わらないウズベク語を話せるし、ウズベク人とはウズベク語でコミュニケーションをとるような人だ。私にも英語かウズベク語で話してくれる。もう一人のロシア語話者の若者も、ウズベク語を理解してくれる。
ウズベク民族ならウズベク語、それ以外ならロシア語という画一的な話し分けがある訳でもなく、私の知っているウズベク人女性は家庭でもロシア語で育てられたし、ロシア語で高等教育を受けているので、ロシア語のほうが仕事がし易いと明言している。職場のチーフも恐らくそんな感じ。また、ステイ先で遊んでた5歳の男の子も、ロシア語幼稚園に行っているので、ロシア語のほうが得意。
現状のタシケントに、三ヶ月滞在して仕事も開始した私には、オフィシャルにはロシア語、ウズベクの仲間内ならウズベク語という風に見えている。それが10年先くらいに、独立後に生まれた世代が中心となって働く時代になったときに、また状況が変わっているのだろうと思う。この国に来て、いろいろなことを見るにつけ、ゼロかイチかではなく、その間のグレーゾーンに属する事象、人、文化なんだなぁと度々感心する。
http://iyamat.blog.shinobi.jp/Entry/295/言語。
ちょっとした、私の経歴やプロフェッションを紹介するプレゼンをすることになって、数日前から準備していたんだけど、職歴と、得意な分野、前職の紹介をして、ついでに日本の携帯電話の紹介と、3G回線を利用した救急車からのビデオ中継システムを紹介しました。
てっきり、仲間内への小規模なプレゼンだけでいいのかと思っていましたが、実際には学内にいた先生方が列席されて、英語が得意な学生が英語-ロシア語の通訳についてくれて、なんか大規模!緊張するかと思ったけれど大して緊張することもなく、フランクにプレゼンすることができました。しかし、英語でプレゼンするなんてそういえば初めての体験だった。
質問としては、クレジットカードや鍵代わりの携帯電話をなくしたら問題ではないのか、というのがあって、やはり気になる点は日本とあまり変わらないのだな、と思いつつ、センターロックできることを説明。
私は英語でプレゼンをしたのだけれど、それを露語に通訳してくれて、チーフの進行も終始露語だったので、オフィシャルな場所での言語はやっぱり露語なんだなぁと確認しました。
http://iyamat.blog.shinobi.jp/Entry/293/発表。