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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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諦観。

6.10.2012

学校で偶然出会った韓国人留学生のキム君と食事してきた。バイタリティ溢れる若者で、多分育ちもいいんだろうと思う。立派だなぁと思った。

気持ちよく帰ってきたわけだけど、ちょっとビールを買いたいと思って近くのスーパーに行ったけど、やはり酒売り場は閉店してしまったみたいで買えませんでした。

こうなると、ひと気の無い夜道を最低15分歩かないと酒を買える場所が無くなりますので、今後は思いついて酒を買うようなことはできないでしょう。昼のうちに乗り物でどこかに買いにいって夜飲むようになるでしょう。あー、つまんね。

そういうもんだと思ってあきらめるのがいいか。

実はさっき夜道を歩いて行ったのですが、遠くの酒屋は9時なのにもう閉店してました。夜道は結構一人で歩くと危ないらしいタシケントで危険を冒して行ったのに!しかも、帰り道で催してしまって青い顔をして漏れる寸前で家に帰ったので、もう夜酒屋に買いに行くのやめます。

秋の夜長にお茶すすりながらブログの更新ですよ、なんてすがすがしい。kuso kuso.

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歴史。

7,10,2012

ここはウズベキスタンはタシケント。いろんな顔をした人が仲良く暮らす都市。

私は歴史がとても弱くて、ティムール朝とかモンゴル帝国とか、名前はわかるんだけど、その時間的な前後関係などが全然わからない。この辺のことって、軽くWikipediaを斜め読んだくらいではなかなか理解できないような気がする。私に理解できるのはせいぜい20世紀のことだから、タシケントにロシア人とか朝鮮人が住んでいるとか、そのくらいしか理解していないのだ。

どうやら、中央アジアからモンゴルあたりまでは、テュルク系の遊牧民な人々が昔から住んでいたらしい。それが1200年頃にモンゴルに征服されて、その後またテュルク系の人々が住んでいると。

サマルカンドの歴史だけ見ると、どうやら800年くらいまで、ソグド人というペルシャ系のアジア人が住んでいて、その後ウイグル人と共存するようになった。のちに1200年ころモンゴルの襲来があって、有名なティムール朝というのはその後1400年くらいにできた。その後はウズベクという人々が住んで、1800年代になるとロシアが入ってきて、その後政策などによって朝鮮やタタールといった人々も加わり、1991年にウズベキスタンは独立する。

これだけ見ても、テュルクと一言で済まされない人種の混ざり合いがあるし、果たしてテュルクっていうのが単一の民族なのかどうかもよくわからないよね。

ウズベク人はインド映画が大好きだ。インドチャンネルが独立して存在しているくらい。それは、もちろん顔が似ているというのもあるのだろう。先日、読んでいたブログで知ったのだけれど、タージマハルを作ったムガル帝国の創始であるバーブルは中央アジア出身、テムールおじいさんの子孫なんだそうだ。ウズベクがインドに似ているというより、インドがウズベクに似ていると言ったほうが正確だったかも知れない。

いつか機会があったら、中央アジアの歴史をきちんと教授されてみたい。そして何を聞かれても答えられるような人になりたい。

綿花。

6,10,2012

さて、今年は綿花が高く売れるので、例年にも増して綿花積み(パフタ)に気合が入っているそうです。なんでも、秋の雨が降る前に高品質のパフタを摘まないと、雨が降るたびに品質が落ちてしまうそうで。今日から10日間、同僚のS君がパフタ摘みに出かけてしまいました。ついでに他の同僚やボスまでも車で2時間のジザクというところへ一緒に出かけてゆきました。S君以外は一日で帰京するそうですが。

いまでも、国民総出で綿花を手で摘んでいるの、少し奇異なイメージもありますが、機械で刈り取ると品質が落ちてしまうという話。日本あたりの素敵なメーカーが、機械刈でも品質の落ちないマシーンを作ってくれないものでしょうか。

売薬。

5,10,2012

ちょっと風邪気味でぇー、と上司に相談してみましたら、車であちこちの薬局を回って薬を取り揃えてくれました。なんて親切。薬は、お湯に溶かして飲む総合感冒薬と、飲み薬、あと鼻に塗るクリーム状のやつ。あわせて10000スム程度なので高くない。

帰宅してから癖で薬の成分と薬効を確認してみたのですが、総合感冒薬は普通のアセトアミノフェンでした。錠剤は抗生物質なのだけれど、日本では主にヘルペスの治療に利用される抗菌剤だった。塗り薬は、日本では 獣医学分野で使われているらしくて、金魚の病気に使用するんだって、へぇーー。

おれ金魚なのかしらん。

アシクロビル
オクソリン酸


風邪はウイルスだと思うのだけれど、これらの薬は抗菌剤だから、ちょっと服用を戸惑ったんだけれど、こうして製品化されているわけだし、上司の奥さんは薬剤師だし、こちらの人はそうやって使っているわけだし・・と思ったので言われたとおり使用しました。抗菌剤で菌が抑えられている間に本来の免疫でウイルスと戦ってくれるのかもしれない、とか理解して。

結果的に三日くらいで風邪症状は治ったのでよし。しかし、薬の成分なんて万国共通のはずなのに、異国で薬を買うのは大変だね。パッケージを見て何も読み取れないんだもん。

友達。

4.10.2012

地下鉄でよく会う男性がいます。年のころは私と同じで、40代前後かと思われる。この男性、地下鉄の駅でロシア語の勉強をしていたときに話しかけてきた人で、英語の勉強をしているとのことで珍しい英語話者の私と話すのをとても楽しみにしている。はじめは警戒していたのだけれど、くれた名刺を調べてみても出鱈目じゃないし、ちゃんと彼の勤める会社も彼の乗車駅に存在しているので、怪しい人じゃなさそう。

昨晩も仕事の帰りに地下鉄の同じ車両に乗車していて、いつものように会話しました。よくあることなのですが、休みの日に俺が楽しいところに連れていってあげるから、遊びに行こうよ!と。今度の休みに遊びに行こう!ってなんか中学生男子みたいだよね。ウズベク人が遊びに行こうっていうとき、決まってディスコテックとかおねーちゃんが並んでるところ、酒が飲めるところに行こうというのですが、私はあまりそれに興味が無いので、なんとなく断ることが多い。休みの日には平日に出来ない家事をしながら家で篭っていたいタイプ。

懐米。

4,10,2012

ウズベキスタンで初めて買った米は、典型的なインディカ米で、細長くパラパラしたものでした。炊き方は日本の米と違ってパスタのように茹で上げるもの、そしてそれが上手くいったことは前にブログで書きました。先日、米が切れたので新しく米を買いに行ったんです。確か前回の米は、一番安いものだったので、炊き方も覚えたことだしちょっといいやつ買おうかしら・・・と思って、800スム高い、2800スムの米を買いました。そのときには気づきませんでしたが、帰宅してよく見てみると、この米、細長くない。

??

見た目的には、ジャポニカ米と同じ形・サイズでした。でも、中央アジアにまさかジャポニカ米は無いだろうと思って、ネットでインディカ米の特徴を調べたところ、形は長いのと短いのがあるとWikipedia調べ。これは短いインディカ米なのだと自分で納得して、いつものようにパスタをゆでるように熱湯に米を放り込みました。待つこと10分。当然茹で上がっているはずの米が全然、駄目。芯が残っている。これは不味いと思って、急いでざるにあけて、改めて日本米のように炊き上げてみたところ、白米が炊き上がりました。

スプーンでひとすくいすると、この粘り気、このぬか臭さ、この質感・・・これ、めっちゃ日本米だわー

まさか中央アジアにジャポニカ米があるとは思っていなかったので、それに、パッケージに何も書いてない(スーパーの名前しか書いてない)のでわからなかったのですが、どうやら私はジャポニカ米を買ってしまったらしい。

後日、改めて20分浸水、米の1.2倍の水、はじめ強火でなかぱっぱ・・・(だっけ)で炊き上げてみると、やっぱりナツカシの日本の米でした。それにしても、米は種類で炊き方も変わるし、見た目ではあんまりわからないし、なかなか手ごわい主食だなぁなどと思いました。

乾洗。

4,10,2012

さて、ドライクリーニングを探していて近所に見つけたことまでこのブログに書いたように記憶しています。ただ、開店時間がわからずになんとなく先延ばしにしていたのですが、先日、仕事のかえりに通りかかると薄暗く開店していたので、寄ってみました。希少な蝶を見つけたときみたいに嬉しい気持ちがしました。余談ですが、不便な環境にいるとクリーニング屋が営業しているだけで嬉しくなっちゃうようになるので、嬉しさが足りない人にはこういう国はお勧めです。

汚れたワイシャツ二枚と、スラックス一枚をレジのロシア美女に渡します。ロシア美女は、なにやら検分したあとで、おもむろに私のズボンの内側に付いているワイシャツの滑り止め用ゴムを剥がします。べりべりと!私はなんだかあっけに取られてぼーっと見ていました。なにやら、「マシーナ(洗濯機)を使うのでこれは駄目なのです」みたいなことを言っていました。6つの滑りとめゴムをべりべりと剥がしたロシア美女は、私の掌にそれらを返してくれました。

料金は、スラックス9800スム、ワイシャツ9000スム×2枚で、27800スム。うどん一人前5000スム、私の生活費が30000スム/日であることを考えると高いでしょう。普段使いはできません。

日本は、一時期価格破壊というのが起きて、写真の現像とかクリーニング代っていうのが妙に安くなりましたが、こちらウズベキスタンでは当然価格破壊が起きていないので、おしゃれ着をクリーニングするといったことがすでに金持ちのすること、もしくは普通の人が季節に一度くらいすることなんでしょうね。ワイシャツはこれまで通り家で手洗いすることにしました。

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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