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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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ウスマノフさんち



色々と言いわすれていますが、今週からタシケント北東にあるウスマノフさんの家でホームステイさせて頂いています。今月末まで、JICAウズベキスタンでの現地語訓練中はこちらにお世話になることになっています。

ウスマノフさんの家は、典型的なウズベク人家庭の造りになっています。家の中央には庭(хобри)があり、庭を取り囲むように母屋、離れ、トイレとバスルーム(банна)、食堂、家畜小屋があります。ウスマノフさんご家族は母屋に住み、私は離れでひとりで住んでいます。朝食と夕食はホストマザーがおいしいウズベク料理を作ってくれます。

庭には、色々な果物の木が植えてあり、今は柿がなっているようです。葡萄(узум)や何やら知らない果物もなっています。タバコを吸いに中庭に下りて、空を見上げると真っ青な空が見えるので、幸せな気分になります。

ウズベク料理は、オシュが有名ですが、マカロニとじゃがいもと肉をトマト味で炒めたようなものや、やはりトマト味のスープにサワークリームを入れたものに、ノン(ウズベクパン)を浸して食べたりします。私の口に合うし、一度もお腹を壊していないです。

朝日のあたる部屋なので、だいたい朝5時には朝日で目が覚めて、シャワーを浴びて、9時には出勤、17時には帰宅して、20時から夕飯、21時には眠ります。こちらは陽が落ちないので、20時半頃までは明るく、通りで子供らが遊んでいます。



出勤は近くのバス停(бекати)から、115番のバスに乗って一本、近いので便利です。はじめの日はバスの乗り方も知らなくてドキドキしていましたが、各停留所に止まってくれるので、乗りたい場所で乗って、車掌(кондактор)にお金(бахоси)を払い、降りたいバス停で降りればいいだけでした。

こちらには5人のお子さんがいましたが、上の4人の娘さんが全員結婚して家を出ていますので、末っ子の息子さんだけが家に住んでいます。彼は優秀で、大学を出て通信技術分野の仕事をしています。アメリカの洋楽が好きなので、時々一緒にアメリカンな音楽の話をしたり、一緒に聞いたりします。

ウスマノフさんの家は、8月からの私の職場にも近いし、ご飯がおいしいので、都合がつくなら8月以降も暫く住まわせてほしいくらいです。


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杏のジャム、ADSL、3Gモデム

朝食においしい杏のジャムが出ました。お母さんに聞くと、ウズベク家庭ではどこも手作りだそう。杏はどこから買うのと訪ねると、杏は買わない。道になっていたり、ご近所からたくさん貰えるのですって。

仕事の帰りにKo‘chaを眺めると葡萄がなっていました。いい国だな。

ご飯はだいたいノンとトマトベースの何かを食べています。じゃがいもとマカロニをトマト味で調理したのは、ロシア語でпофлоцкиというらしく、とてもおいしかったYo!

夜、洋楽が好きな息子としばらくお話。家にADSLをひかないのかと聞くと、ADSLより3Gモデムのほうが早いのでADSLを引くメリットが無いって。FTTHもあるけれどだいぶ高額。彼は70000スムのUcellのモデムを使っていた。

こちらの携帯電話サービスは実は日本と同等のものを提供していて、HSDPAで7.2Gの通信ができます。今のFOMAと同等。料金制度は従量制なのですが。

語学が得意な人たち


◇タシケント中心部のアロールボゾール

 タシケントでは、ロシア語を話す人口は非常に多いらしく、街中で耳にする言葉も、ウズベク語とロシア語が混在しています。レストランやホテル等のサービス業では、ロシア人のスタッフが殆どで、ロシア語によるサービスが行われています。バザールでは、ウズベク語がおもに話されていますが、ロシア人の客もいるため、ロシア語で接客する風景も見られます。

 英語に関しては、私がこれまで出入りしている場所では、特に若い世代の人々は、よく英語を話す印象があります。ウズベク人の若者の話す英語は決してブロークンではなく、丁寧な、きちんとした表現を使います。

 携帯電話会社で順番を待っていたところ、あるウズベク人の青年が近づいてきて、 " If you have any inconvenience, counter #1 will help you. (もし何か不便があるなら、1番カウンターに行くといいよ)" と言ってくれました。お礼をすると彼は去ってゆきました。

 私が外国人であると見て、携帯会社のスタッフではない通りすがりの彼が助け舟を出してくれたのが嬉しかったのも去ることながら、彼の綺麗な英語にいたく感動しました。

 その他の場所で耳にする英語も、文法的に正しい綺麗な英語であるのがとても印象的です。ウズベク人は言語能力が高いと聞いていましたが、本当にそのようです。言語の教育システムが良いのでしょうか。

 その後、通りを歩いているときに、水が買いたくて一軒のマガジン(雑貨店)に寄ったところ、10代らしいお嬢さんが店番をしていて、私に、「你是中国人吗?」と、中国語で話しかけてきました。ウズベク人の言語能力の高さには感心します。


自己紹介#2

土曜日、渡月して初の休日です。

ウズベキスタンのことを日本語では月即別と書くそうで、そうすると渡米とか渡欧に倣って渡月といえるかと。(?)

一度も洗濯をしていなかったので、同期のHさんに洗剤を分けてもらって、洗濯。干す場所が無いのでバルコニーに洗濯物を直接並べました。日差しが強いので、すぐに布が日焼けしてしまいそう。アウターだけは浴室に干しました。

綺麗好きなウズベク人なので外から見えるベランダに洗濯物を干すのは怒られてしまうかな。

今日は文房具を買いにちょっとバザールへ、ノートとはがきを買って、ホームステイに備えてシャンプーや石鹸を買って、夜はウズベク語の宿題とロシア語の勉強をします。

授業で自己紹介を作ったので紹介します。前に作った自己紹介のUpdateになります。

自己紹介#2

менинг исмим таро ияма. мен япониядаги йокогама шахарда 1974 йилда тугурганман. 38 ёшдаман. мен болалигимда мактабда давлат тилини яхши қўраман ёки жисмоний тарбияни ёмон кўраман.

мен токйодаги ___ университетда економикани ўкйдим. ўкигандан кейин тармоқ хакида фирмада 15 йил ишладим. кейин кунгилли булиб ўзбекистонга келдим.

менинг мутахассислигим тармоқ технологи. мен тармоқ инженериман. ______ ______ ______ институтеда тармоқ мутахассус булиб ишлайман. чет тиллардан инглиз, хитой, ва озгина ўзбек тилини биламан.

менинг ойлам 5 кишидан иборат. ота онам пеисионер. улар хал хир сабзаботлар ўстиришни яхши кўради. опам компютер фирмада ишлаганди. хозир у ишдан кетиб уй бекаси бўлди. унда иккита фарзанд бор. ўкам дорилар чикарадиган фирмасида ишлайман. у уйланган. мен уйланмаганман.

буш бактимда интернетга чикиб янгиликлар ўкйиб мусикани эшитишни яхши кўраман. хозир ўзбекча замонабий мусикага кузукаман.

ўзбекистон ва япониянинг フレンドシップ учун харакат киламан.

Hotel Uzbekistan



今、タシケント中心部にあるホテル、Hotel Uzbekistanにて仮暮らし中。12階の気持ちのいいベランダのある部屋は眺めがよく、高層建築が少なく緑の多いタシケント市街がとても綺麗です。



インターネット接続に関しては、現地のロシア系キャリアBeelineのSIMカードを用意しました。日本と違って従量制で、1MBあたり0.02ドル、それを超えると0.04ドル。ただし、インターネットパケットというプランを申し込むと2.2GBが11ドルになったりします。したがって、あまり湯水のようにはインターネットを使えません。ADSLに関しては目下リサーチ中。


これは、現地のパン、ノン。直径50センチくらい、価格は1200スム(60円)。



今朝部屋から見た朝焼け、綺麗でしょう


タシケントの印象



タシケントの印象。

・綺麗好き
ホテルのエントランスなどを見ていると、芝生や庭木が綺麗に整えられていて、炎天下でも労働者が芝生の手入れをしています。とおりにゴミもあまり落ちていないし、地下鉄の駅も日本の駅より広く綺麗にされているので、綺麗好きな人々なんじゃないかと思います。

・水が好き
噴水が多く、ウズベク人が噴水の前で記念撮影をしている風景もよく見られます。また、日本に行くと水族館を見ることを好む、という話も聞きました。

・大人しい人たち
地下鉄に乗ると、乗客は騒がしくせずに非常に大人しく乗車しています。ちょうど、大阪の地下鉄の騒がしさじゃなくて、東京の地下鉄の静粛な感じに似ています。

・歌と踊り
大きめのレストランにはステージがあって、生歌を聞かせるサービスがあります。興が乗ってくるとウズベク人の若者は、席を立って踊り始めます。歌と音楽は大好きな人々のようです。イスラムの影響か、女性と男性は別のサークルになって踊るのが印象的です。

・サービスはロシア式
ホテルのスタッフやレストランのウエイトレスはロシア系であることが多く、ロシア式のサービスが良しとされているようです。確かに、ホテルのサービスなどは他のアジアの国々と比べて洗練されているように見えます。

・お年寄りを敬う
地下鉄にあまり老人が乗っていないのですが、一度民族帽子のカルポックをかぶった老人が乗ってきたとき、近くの若い乗客が皆席を立って老人に席を譲りました。最近の日本よりだいぶ良いと思います。

・他人に優しくする
公共の場所では、ドアを通るときに先に通った人が後の人のためにドアを手でおさえて待っていてくれるような、非常に優しい風景をよく見ます。とても暖かい人間性だと思いました。


タシケント到着





韓国ソウルの仁川空港から7時間のフライトは、ちょうど夕日を追いかける形のフライトで、日本時間で言うと17:30から23:00頃までずーーっと夕日の中を飛んでいました。途中、チベットの上あたりを飛んでいたようで、雲の切れ間からヒマラヤが見えました。ヒマラヤって、遠くに眺めるものと思っていたので、うえから見えるっていうのが妙に新鮮でした。

タシケントに着いたのは日本時間で深夜一時、イミグレーションは長い列でした。やっとパスポートコントロールにパスポートを出すと、ちょっと驚いた顔をされて、「ヤポーニア?コンニチワ!」と日本語で言われました。さらに、「Welcome to Uzbekistan」と言われました。とても眠かったけれど、とても暖かい、来てよかったという気持ちになりました。この気持ちをずっと覚えていたいと思います。

調整員さんと合流して、Hotel Uzbekistanへ。

二日目、地下鉄でBodomzor駅にある、JICAウズベキスタンオフィスへ。今日から週末までは各種オリエンテーションがあり、その後は現地の家庭にホームステイさせていただく予定です。


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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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