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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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最近

元気です。

私のプロジェクトが急に始まってしまったため慌てています。暫くブログはあまり書けません。あちこち連れまわされながら思うところは色々あるのですが。

・部族的なこの国の仕事の進め方、ボスの鶴の一声で急に始まるものみたいです。だいたい頭ごなしに君は何月何日にどこへ行きなにをしろ、という指示をされるのですが、このプロジェクトで専門家は私なので、私の頭の中のプランと指示が相違しているとどうしたらいいのやら。

・こういうプランで進めます、という話し合いがないまま始まってしまっているんで、うまく収束させられるのかな、という不安。

・そういうわけで一緒に行動している人々は互いに何をミッションとしているのかよくわからず(全体像を誰も知らないのでただの使いとして働いている)、同僚が自分の仕事を終えてさっさと帰ろうとするのだが自分の仕事は終わっていないとか。

・一言でいうと「お仕着せ」といった感じで、勝手に車を用意されて乗せられて、あちこちの拠点につれて行かれるのだけれど、こちらは事前に何も資料を貰っていないので、看板を手書きで書き写したり、GPSで現在地を調べたりしているが、なんで前もって住所とリストを共有してもらえないの?とか。

・一日終わってみてわかりましたけど、ネットワークを導入すべき拠点の一覧がまだできてないので、一覧の作成からはじめてるってことなんだろうと思います。

・市内の医療機関を4箇所めぐったのですが、設備はソ連時代のものを大事に大事に使ってるので、やっぱり古いなと思いました。

そんな感想。


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霧・両替のこと

霧・外貨の両替禁止のこと

2/11。今朝は、ずいぶん深い霧が立ち込めていて、気温も寒かったです。少し遠くが見えないくらいの霧だったので、まるで雲の中みたい。この国に来て初めての霧だったし、あの灼熱乾燥の夏場からしたら信じられないです。

バスから見る風景も、洋風の建物と相まってまるで写真で見た英国の風景みたいでした。しばらくぼーっと眺めてしまいました。

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さて、先日ちょっと書きましたが、ジェトロのニュースが出ていたので。
銀行窓口での外貨現金交換を停止、カード入金に限定 (ウズベキスタン)http://www.jetro.go.jp/biznews/5114558674748
今まで、スムで外貨を買うことができていたのですが、これからは外貨は買わせないので、かわりに銀行に口座を作ってそこに預けてね、という方向のようです。

ウズベキスタンでは、これまでは銀行口座を持たない+資産は外貨で持つのが普通だったはずなので、これはだいぶ大きな変化なのではないでしょうか。ウズベキスタン人が銀行口座とデビットカードを持つのですから。(電子マネーじゃなくてデビットカードなので口座を持つという理解で正しいですよね)

海外旅行の際などは、現地で現地通貨をカードで引き出してねってことでしょうが、貿易などする人の調達などはどうしたらいいんでしょうね。外貨をもてないとなると。

あとは我々外貨で生活費を貰ってるので、色々影響がありそう。

為替レートは綺麗に上昇傾向にあるようです。
http://usd.jp.fx-exchange.com/uzs/
だいたい1週間に6スムずつ上がるんですね。

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こうした制度の変更は、日本だと何年もかけて議論されて、事前に告知されてから実施されるものですが、ここではまず突然施行されて、その後特に告知もなく、噂とか海外メディアから事後に知るパターンが多いみたいです。

頑張らないのがやり方です。

勉強などするときに、頑張らないのが自分のやり方だと思っていて、さあ、やるぞ!と思ってから15分くらいしかやらないのが普通です。

経験上、頑張ると疲れるし、長続きしないのですね。

でも、最近休みや空き時間にぼんやりしている時など、ああ、もっと頑張ったほうがいいのかなぁ、なんて思うことがあります。

特に最近日本で起きている体育指導の体罰のニュースなんかを読んでいると、疲れてもうやりたくないなあ、と思ってから30分頑張るとか、そういうことをしないとレベルを上げることはできないのかな、などと思うのですが。

スポーツと違って指導者や先生がいるわけではないので、大人の勉強はずっと自分次第ですね。頑張るも頑張らないも。

塊肉を切るための包丁が欲しい。

塊肉を切るための包丁が欲しい。

包丁が欲しいです。

私が近所のスーパーで買っている肉(牛肉)は、塊です。だから、調理するために細かく切り分けないとなりません。しかし、アパートに備え付けの包丁は驚くほど砥がれてなくて、切れないもので、困っています。

こちらの調理方法って、家庭では塊のまま煮て、ある程度火が通ってから大きめのピースに切り分けるような調理方法しかなく、炒めるために小さく切り分けたりする必要が無いのでしょう。

遠くの大きなスーパーに行って、時々置いてある予めカットされている肉を買ったり、市場に行ってブッチャーさんに切って貰うことも可能なのでしょうが、毎日の買い物に遠いスーパーまで行きたくないし、市場は昼間しか開いてないので、勤め人は利用できません。買い物は完全に専業主婦の仕事なのです。

結局おもちゃみたいな果物ナイフで塊肉をちまちま切り分けましたが、日本の、予め200gくらい薄切りにしてあったりする、便利なパックが懐かしいです。

こちらにも、牛刀みたいなナイフは売ってるはずなのですが、普通の家庭で使わないようなプロダクトは驚くほど高いのが普通なので、同じ値段で高いクオリティのものが日本なら買えるはずです。

ああー、東京で買い物がしたい。したいしたい。

夏に一度帰って生活に必要なものを買い捲りたいです。あと、牛丼も食べたい。豚肉も食べたいし、そば、うどん、寿司も!マクドナルド、モスバーガー、ケンタッキー、スタバ・・・いえーぃ。

あらためて反省会

昨日はあんまりうんざりしていたので、ダラダラ不満を書いちゃったんだけれど、日曜日ですっきりしたので、改めてきちんと書いてみよう。

問題点をあげてみよう

1 そもそも出番が少ない
2 たまに頼まれる仕事は得意じゃない分野
3 たまに頼まれる仕事は出来ない仕事
4 コミュニケーションまだとりづらい
5 必要な連絡が無いことがある

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こうして書いてみるとたいした問題でもないような。

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1 そもそも出番が少ない
 出番は、無いもんはしょうがないので、身の回りの色々を手伝ったりすることを始めようかな。ITルーム常駐してインターネット指導とか。
2 たまに頼まれる仕事は得意じゃない分野
 先生のためのプレゼンとか、もうちょっと内容をリッチにしていって、種類も増やしたらいいかも。ちょっと内容がマンネリ化していたのもうんざりしていた要因だし。
3 たまに頼まれる仕事は出来ない仕事
 プログラミングはねぇ。。。できないものはしょうがないので、できないって断る。そもそも、○○を作って欲しいっていう依頼じゃなくて、プログラミングで何か面白いもの作って、みたいな依頼だし。勉強してよね、とか言われてるけど、あと18ヶ月で、ご期待に沿えるかわかりませんよ?
4 コミュニケーションまだとりづらい
 同僚のロシア語のお喋りに完全についていくのは、ちょっと困難(※)。二年かけてもできないかも。それは目標にしないで、きちんと自分の主張をできるところを目標にすればいいと思う。それから、知的な階級な人がお高いのはどこの社会でもそうだし、教える仕事の人がちょっとウィアードだったりストレンジなのもどこの国でも(日本でも)一緒だね。そういう人にはCoolでいてもいいかなと思う。
5 必要な連絡が無いことがある
 プレゼンの時間とか日付の変更とか、無いんだけど、それもねぇ。もともとウズベキスタンにはいわゆる「ほう・れん・そう」が無いので、必要なことはしつこいくらいに聞きにいかないといけない。年末年始のスケジュールだって、前日に知ったくらいですから。

(※)ロシア語の口語俗語の類って異様に豊富みたいで、俗語Fullで喋られてもちょっと外国人にはわからない。

異国ストレスみたいなものはあっても、ボランティアは、対価を貰っているわけじゃないので、成果を出さないといけないプレッシャーは無くて、トータルでは気が楽です。

関連エントリ
http://iyamat.blog.shinobi.jp/Entry/583/

途上国の技術者は何でもやる

私は、会社でコンピューターネットワークの運用とか、サポートみたいな仕事をしていました。技術的な勉強はもちろんしたけど、どちらかというと、対人のサポート系業務のほうが得意です。

できることは、キャパシティコントロールとか、ネットワークの企画、実装、運用、トラブルシューティングとかです。

ウズベキスタンで、ネットワーク構築のプロジェクトがあるっていうので、呼ばれて来たわけなのですが、今は、なぜか大人の事情でそういう、私の得意なプロジェクト、するはずだったプロジェクトというのは動いていません。

で、することが無いので、かわりに全然専門じゃない仕事(教育のIT化議論とか、それをプレゼンテーションするとか、WEBレイティングとか、CEO対策とか)をしています。でも、できることならなるべく協力したいなと思っています。

今週は、なんだかそれにもうんざりしていて、同僚のなにげない態度とか、発言にいちいち苛立ちを覚えていました。

今日は挙句の果てに、「あなたはプログラミングはできないの」って聞かれました。床屋を連れて来て、ネールケアお願いね、と言ってるような。

日本の会社だと、分業制なので、企画する人、コーディングする人、運用する人は分業して、それぞれ専門性を高めています。

私はコーディングできませんし、したことありませんと言ったが、「ネットワーク管理者なら、コーディングできて当たり前じゃないの?」「じゃあ習う気は無いの?」と。

日本では分業ができていて、専門性がどうのこうの、とか、イチから説明すると大変なので、説明はしませんが、そういうこと言われるの、傷つくんですよね。まず、日本で会社勤めしていてそんなこと聞く人はいないでしょう。心の中でお役に立てなくてすみません、って思います。

プログラマーっていう仕事は、日本ではそんなにいい仕事じゃないと思います。なんでも作っちゃう一部のスーパープログラマー以外は、給与も安いし、労働時間が長いし、幾らでも海外にアウトソースできちゃうような。

でも途上国では、元々専門性の高い人なんか居ないので、一人で何でもやってしまうのが普通です。一人の得意な人が、企画もするしネットワークもやるしコーディングもするし、講師もするし修理もするし、それぞれのクオリティは高くないですが、なんでもします。

ましてや、海外から来たエンジニアらしき人(私のことですが)なら、当然もっと高いレベルで何でもできる、と思われているらしいです。

そういうときに、「私はネットワークつくりに来たんだし」「私のスキルシートは君のボスが持ってるんだよ」「日本では分業されていて、私はネットワークだけの専門なんだ」と言えば済む話なんだけど、それで信頼関係ぶった切るのもなんか得策じゃない気がしてしまって。

繰り返しますが、日本では、金を出せばアウトソースできる仕事なんだろうけど、ウズベキスタンでは、そもそも金が無いので、アウトソースって言う考えは無いのですよね。

なんとなく、そういう予感はしていたので、実は日本からPythonのガイドとか持ってきてるんですが、ロシア語と両立させるの大変だなぁ。

でもそろそろ両立させる時期なのかな。

それより、本業のプロジェクトは一体どこに消えちゃったのかな。

というわけで、不愉快半分、あと半分はもやもやした気持ちで短い週末を迎えますね。

PS: でも、実際なんでもやっちゃう人は日本にもいっぱいいるので、こういうこと書くとただの長い言い訳みたいになりますけどね。そういう人が途上国に来て働いてくれるかどうかは別として。

ドシラクラーメンのおいしい食べ方!

ひさびさにリアルタイム投稿。

ロシア語圏ではそこそこ有名と思われるДощрак(ドシラク)ラーメン。そこそこ安くておいしいので、私はいつもこればっかり食べています。

(参考)http://roshianow.jp/business/2013/01/28/41107.html


先日、シィを作った余りのカプースタの漬物(すっぱいキャベツの漬物)をたっぷり、ひとつかみ入れてみたら、ほどよく酸味がついたドシラクラーメンがすごく美味しくなった!シャキシャキした歯ごたえもGood.

カプースタと溶き卵のドシラクラーメンは相当の実力なので、ぜひ試してみて。

ところで。ウズベキスタンの冬場、野菜の少なくて高い時期でも、このキャベツの漬物は安いし、どこでも買えるので、すごく使える。

ラーメンに入れても、チャーハンに使ってもいいし、キャベツの酸味を利かせた例のシィっていうスープにしてもいい。そのままでも食べられる。

これからはちょっと多めに買い置きしておいてリピートします。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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