ウズベキスタンで買える経口補水液(厳密には違うけど、ポカリスエットみたいなもの)は、Регидрон。
こういうパッケージ。
ポカリスエットより糖分少なく、塩分高めなのでおいしくないですが、成分はWHO推奨の経口補水液に近いものと思います。日本の製品でいうとOS1ていうのに近い?
Регидронという名称は、英語のRehydrationからきています。 -ration の語尾が-rоnになった理由は不明ですが。
近所の薬局で買ったら、殆ど同じパッケージですが製造元が違うジェネリック(というか類似品?)でした。名前は Регидрационный соль (Rehydration solt).
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昨日水下痢+熱を出して、そんな日に限って最高気温44度の予報が出ていたので、脱水がひどくなり、これはただの水よりも経口補水液じゃないと、だめかも、と思い立ちました。
数ヶ月前に帰国してしまったJICAの健康保険師さんから、買えるということだけは聞いていたのですが、製品名を忘れてしまっていたので、ネットで検索してみたけれど残念なことに誰もそれについて書いていなくて、(もう、みんなブログ書いているんだから、そういう有益な情報も書いてくれればいいのに!)と思ったので自分で書いてます。
仕方がなく近所の薬局を訪ねて、
「このくらいのパチカ(パケット)に入った、飲み物で、水に入れて使う」
「オレンジ色のパッケージで」
「下痢した時などに体の水分が無くなったときに飲むもの」
などと説明してみたのですが、見事に通じなくて、フェルベクスという水に溶かす風邪薬とか、水に溶かすローズヒップティーなどを出してきました。(水に溶かす部分しか合ってないし、しっかりしてよ薬剤師!)
ほかに2軒も行ってみたのだけれどどちらもまったく理解してくれなくて、体調も悪いのでいったん家に引揚げて看護隊員さんに電話して写真を送ってもらいました。ああありがたい、ありがたい。
写真と商品名が無事手に入ったので再度同じ薬局に行ってみたら、「ああ、これかぁ」と笑いながら出してくる。あるなら最初から出してよね!まじで。いつものように「どっからきたの?韓国?中国?」などと、フレンドリーに聞かれたけれど、こちらは38度の熱があるので、世間話もそこそこに帰宅した。一包1200スムです。
余談ですが看護隊員さんに電話したりメールで写真を送ってもらうときに、そういうときに限って携帯のお金チャージが切れていたりPCが起動しなかったりして、熱があるのに更に苛苛して体温が上がった。体調悪いと不機嫌なんです、わたくし。
水下痢と発熱の原因だけど、どっかのフードコートで食べたタイ風の鶏肉か、賞味期限切れのジュースか、それとも自分で作ったディムラマという料理か、判別できなかったので、用心して3食分以上余ってるディムラマを食べられなくなった。いかにも毒素を出しそうな肉を拾って捨てたり、再加熱してから冷蔵庫にしまったり。
それから、発熱はたぶん昨日の朝からあったのだけれど、いかんせん部屋の室温が40度を越えてるので、「妙に体がだるい」としか認識できなくて、夕方になって気温が落ちてからはじめて全身の悪寒とか寒気らしきものを感じて、計ってみたら38度あった。それだって部屋の温度よりは低いんだからなぁ。
レギドロンを冷やしてがぶがぶ飲んだのが功を奏したのか今朝は36度を下回る低体温になっていました。低すぎるのも駄目なんだよね。大事をとって外出はしません。食中毒要因かもしれないディムラマは用心して加熱殺菌して、肉を除いておそるおそる食べてみました。
おもえばウズベキスタンに来て病気らしい病気はしたことが無いので今回がはじめての体調不良。試験準備で仕事がOFFだったのは良かったけど、この休みにしたいことが色々あったので、若干うらめしや・・。