今日乗った129番のバスが暴走バスでした。
バスなのに、急発進急停車、スピード出しすぎで、急ブレーキのたびに乗客が投げ出される始末。
途中、30度くらいのヘアピンカーブがあるのですが、そこでまったく減速しなかったので私も危うく転倒するところでした。
それを見ていたビーバスとバットヘッドみたな馬鹿そうなロシア人が爆笑して、そういう、人の振り見て笑うっていうセンスがどうも私にはわかりません。笑ってる場合なの?頭のネジが少々あれなんじゃないか、と思ったり。そういうときウズベク人は笑わないんだよね。
そうこうしてるうちに、乗客のロシア人のおばさんが怒り出して、
「なんてこと!子供がたくさん乗っているのにひどい運転ね、管理局に電話しますからね!」って大声で言い出しました。
運転手は悪びれもせず無視して、ふてくされて音楽を大音量でかけ始めて。それがまたウズベク語ラップみたいなちょっとイラっとする音楽でした。
おばちゃんは同意を求めるために席を立って同じようなロシア人のおばちゃんに寄っていって、「ひどい運転だわ、行政に電話しなきゃ」などといってました。
そういうとき、苦情を言うのはたいがいロシア人で、ウズベク人はというとわりとしょうがないな、って顔をして我慢してることが多い気がします。我慢する場合なのかな?ロシア人のそういうところ、良いと思う。
ウズベキスタンだと運転手って偉いんですかね、前にも運転手にひどく尊大な態度を取られたことがあります。
あと、こちらの人の運転を見ていると、車っていうより馬に乗ってる感覚なのかな、と思います。なるべく先頭に出ようとしたり、車と車の間を縫って走ったり、スピードを出しすぎたり。草原を馬で駆回ってたころに先祖がえりしちゃうのかな。でも車は馬じゃないから安全第一にしてほしいですね。
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