バンコクの空港についたとたんにインド人の姿がぐっと増えて、うわーインド人だなー、と思った。
台湾、香港は華人の世界で、中台香のどこか知らないけどとにかく華人がどこに行ってもいるので、さすが13億人プラスα、って思います。
バンコクに来るとインド人、もっと遠くのイラン人とか中東人などもよく見るようになるので、文化圏がこっちからあっちへ行った気がするの、不思議ですね。香港とバンコクなんて大した距離じゃないのに。
バンコクまでインド文化圏とか言ってしまうとタイ文化圏はどこにあるの、と言われてしまいそうだけど、タイとかラオスって、巨大すぎる中華と同じく巨大なIndiaのはざまにある森の妖精みたいな人たちだと感じます。
そういえば先日成田空港で、保安検査でポケットの中のものをカゴに入れてエックス線通すあの場所でのこと。私のライターを見た後ろの中国人が中国語で、「打火機可以拿去磨?(ライター持って入っていいの!?)」とか聞いてきて、おれ中国人じゃねえよ、と思って、「you can have it only one for yourself」と答えたら、それでも頑なに中国語で 「打火機可以拿去磨?」と二回も聞いてくるので、「可以只一個」といったら安心したみたい。いまどき、銀座などでは中国語で接客してくれるそうだし、そういえば新宿ヨドバシもカメラ売場の店員は日本語が達者な中国人だったりするので、いまやどこにでもたくさんいる中国人は、日本でも中国語がふつうに通じると思っているんじゃないかと思う。
彼はその後も保安係員に、「ライター持って入っていいことを知らなかったから捨てて来ちゃったけど取りに戻ってもいいの?」みたいなことを、やっぱり中国語で聞いていた。
これからの日本人は簡単な中国語話せた方がいろいろいいと思う。そっちのほうがよけいなストレスが減る気がするから。
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