今回、駒ヶ根で二ヶ月間共同生活をする同期隊員は150余名。下は21歳から上は69歳まで、老若男女がひとつ屋根の下で住む。恥らうような年齢でもないのでいろんな人と積極的に話しをしている。ここに集う人々は、たとえ新卒の若い人でも必ず何かの専門家なのに加えて、それぞれが赴任予定国の情報を収集してきているので、話題が本当に面白い。それに、ともに未知の言語を学ぶ仲間という連帯感がある。来るまでは2ヶ月間24時間の共同生活に不安があったけれど、意外とひとりの時間も見つけることができるので、辛くない。ひとによっては、孤独が苦手な人もいるだろうが、私はむしろ時々孤独を享受しないと辛くなってしまうのだ。
喫煙所の前に、いまにも咲きそうなソメイヨシノが一本あり、朝は南アルプスと桜を眺めながらタバコを吸ったりしている。
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