Orisonのことを昨日少し書いた。
このエピソードは陰惨なんだけど、出来が良くて、もうちょっと書きたくなった。
Donnie Pfaster役のChinlundが、女性の死体愛好家で指を切断して食べるフェティッシュの役にはまりすぎてて、顔も表情も体格もひどい。特に、半開きの口で女性の指先を眺めるシーン、殆どの人がぞっとするんじゃないか。獲物をGirly Girlって呼ぶところとか、「君のためにお風呂をためてあげる・・・」というキメセリフも、キャラ作りが念入りだなと思う。
全編を通じて、Don’t Look Any Furtherという曲が神からの警告として使われていて、この曲、X-filesを見る前から好きな曲なので、それもこのエピソードの好きなポイントなのだ。ちょっとネタばらしになるけど、スカリーが13歳の頃にこの曲を聞いているとき、日曜教室の教師が庭で惨殺されたという話を聞いて、この世には悪魔というのがいるんだわ、と初めて思ったのだそう。Orison牧師がスカリーをScoutと呼ぶ場面も地味にぞっとします。脚本がいいんだな、これ。
あと今回は、いつもと逆でモルダーが超常現象を否定して、スカリーが肯定している。
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