さて、CX709便にて深夜0時過ぎにバンコクの空港に到着しました。
エアポートリンクはもう運転していません。朝の7時台の飛行機でシエムリエプへ向うので5時には再度空港に戻る必要があります。
選択肢としては
(1)タクシーで街へ出る
(2)リムジンサービスで街へ出る
(3)空港で夜を明かす
があります。
(1)タクシーで街へ出る
深夜で500バーツもあれば街へ出られましょうか。それに安宿に宿泊して300バーツ、計800バーツです。だが、深夜のバンコクのタクシーに一人で乗るのはリスキーなので避けたいところ。それに町へ出たところで結局滞在時間はせいぜい3時間でしょう。
(2)リムジンサービスで街へ出る
リムジンなら安全と聞きますが3000バーツからと高額になります。3000バーツ払うならNovotelでも泊まってしまったほうがまし。
(3)空港で夜を明かす
普通はそのまま朝まで空港で待つのがベスト、ですが今回徹夜でやってきたため、うっかり眠り込んで貴重品を盗まれたりするリスクが。持ち物が最小限なら、ベンチで一眠りでも良かったかと思います。
先日ご紹介しましたが、バンコクの空港内に簡易ホテル『BOXTEL Suvarnabhumi Airport』がオープンしています。ちょっと行ってみましょう。
おしゃれ空間です。
「こんにちは~」
スタッフは感じがいいです。料金と設備の説明を受けます。
・シャワーとトイレは無し
・トイレは近くの空港設備(公共トイレ)を使う
・部屋は眠るだけに提供。飲食や喫煙は禁止
・値段は950バーツ/3時間
いやいや、バンコクだとちゃんとシャワーとトイレがついた部屋が250バーツくらいからあります。3時間、トイレシャワーなし、950バーツというのはかなり高額。シャワーに期待していただけにかなりがっかりです。
しかし、800バーツほど使ってタクシーで街中へ行って安宿に泊まる場合、タクシーの夜の一人利用だと女性だとレイプされる心配とか、男性でもよからぬ場所に拉致されるリスクはどうしてもあるでしょう。リスクつき800バーツか、950バーツ払って3時間だけでもちゃんと鍵のかかる部屋に寝るか、私なら後者です。また、リムジンを使うことを考えたら格安な部類です。
無料の空港野宿に比べて950バーツという比較ならどうでしょう。バンコクの空港は実際かなりの人が眠り込んでいます。常に人がいるので襲われる危険等は少ないでしょう。ただし高価な一眼レフとか、これからの旅に必要な様々、また靴などを盗まれるリスク込みで無料の空港野宿か、950バーツでも安心を取るか、比べると私の場合やっぱり後者です。
以上のようにBoxtelの価格は私には「あり」と判断しました。高価な手荷物がある人や女性にはお勧めします。(まあ、そもそもちゃんと鉄道の運行時間に到着するのが一番のリスク回避です)
さて、部屋などを見ていきましょう。
お部屋は清潔、ベッドリネンもパリッとしています。エアコン、電源、小テーブルがついています。アメニティとしてミネラルウォーター、耳栓、WiFiパスワードをくれます。テレビはありません。
カプセルホテルのようなものですね。
私はベッドに入ったとたんぐっすり。眠り込みました。5時にチェックアウトでしたが、5分前くらいにフロントスタッフさんが起こしにきてくれてあわてて着替え、チェックアウトしました。もう少し眠りたかったです。
普通のホテルのようにシャワーがあるわけでもないので、さっさと服を着て部屋を出ればいいだけですから、チェックアウトタイム10分前に目がさめても間に合うでしょう。
ちなみに他の利用者は、国籍不明アジア人が2組いました。EUかららしきソロ旅行者はフロントで値段を聞いて泊まるのをやめたようでした。それも好き好きでしょう。
空港野宿は無料です。この画像の中に何名が寝ているでしょうか。
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