ガトウィック空港、二階の保安検査前にはカフェが数店舗あります。どこも朝食を展開しているので、英国の朝食を食べましょう。
巨大なプレートと巨大なマグカップ。これでも「シンプルな」ブレックファストというメニューです。
味は、自分で塩コショウしたのでそれなりに美味しかったです、ソーセージはハーブの味がきつかった。英国って料理がシンプルな割りに体格がいいように思うのですが量が多いってことなんですね。スキンヘッドで全身刺青の店員さんがいましたが、自由でいいですね。日本が厳しすぎるのでしょうか。
全部食べましたがちょっと朝の胃には重くて、胃酸が出すぎたようです。
さて、外の喫煙所で煙草を吸ったらガトウィック空港でチェックインです。
ところで、空港のキオスクで煙草を買ったら£12.9でした。\1=£130換算で、1600円を越えています。高いです。高額になるせいで10本入りの煙草がポピュラーなようでした。
キャセイのカウンターは3つ稼動しています。3箇所のカウンター業務はなかなか終わらず暫く待つことになりました。(ワタシはいつもウェブチェックイン済みで預け入れ荷物が無いので、カウンター業務に時間がかかったことがありません。逆にどんな場合にあんなに時間かかるの?と疑問です)
プレミアムエコノミーの優先カウンターに案内され搭乗券を貰います。手荷物につけるタグもくれました。
出国手続きがありませんでした。
多くのよその国では普通、入国のときと同様にカウンターがあって、スタンプを押されるような流れになっていますが、英国に関しては、
搭乗券を自分でスキャナーに通す
↓
手荷物検査を受ける
↓
制限エリアへ
という手続きになっていて、パスポートを出さなかったと思います。
手荷物検査も早かったので10分程度で通過しました。
ゲートは17番で比較的閑散とした空港内を歩いてゆきます。
ゲート付近には店もなく自販機だけが点在しています。成田の2タミ(の薄暗いバージョン)みたいです。
待合室は、飛行機と同じレベルにあって、同じ目線で飛行機が見られるのが新鮮でした。いつも上から眺めるものなので。
プレミアムエコノミーの優先搭乗でスムーズに搭乗します。
座席には毛布と枕が備え付けてありますが使用しないので座席下に置いておいたら離陸前に勝手に回収されました。
ウエルカムドリンクが配られます。私の前の客でシャンパンが切れたらきちんと補充に行ってくれて、シャンパン満載でした。有難いです。
お隣は英国人のお爺さん。搭乗時から不機嫌そうです。
お隣はどうやらお腹が空いていたようです。「腹が減ってるのにサンドイッチは無いのか?ドリンクよりフードをよこせ」と怒ってらっしゃいました。
ランチのメニューを見て、「英国料理は無いのか?全部中華なんだろう?」と言って、CAが持ってきたスナック類を嫌そうに取りあげてました。
不機嫌な客は怖いので目線に入れません。
HKG-LGWと同じくA350-900、最新機種なので快適です。自前のイヤホンで映画を見ます。
ところが見たい映画が新旧のゴーストバスターズしかなくて、(シンゴジラもありましたが、あまり気分じゃなくて)往路に続き3度目くらいの、ゴーストバスターズ2016鑑賞。楽しい映画なので何度みても飽きないんですけどね。
フードが出てきます。チキン(洋食)とビーフ(中華)の選択で断然ビーフ希望だったのですが品切れで、チキンを配給されます。
思いのほか美味しかったです。
お隣のお爺さんは相変わらずビーフがいい、と文句を言ってて、サーブされた豆のサラダも「豆が冷たいぞ」とつき返し、結局ビーフが余っていなくて憤慨していましたが、私が食べ始めたチキンを横目で見て気が変わったらしくチキンを貰い、まんざらでなかったようでゆっくりと完食されていたようでした。
食べるもの食べたらもう睡眠薬で寝ましょう。12時間は長いです。
目覚めたらシベリア上空でしたが、かなり喉が渇いてしまいました。プレミアムエコノミーは水がボトルで1本配給されますがそれも飲みきってしまいました。CAをコールで呼びますがコールを止めにきただけで声もかけてくれなかったので、自分で最後尾のギャレーに行くと、各種ドリンク、スナックが並べてあって、思い思いに客が飲んでいましたので私もそれに習います。キャセイのプレミアムエコノミーは椅子だけですね。サービスはまったくエコノミーです。まあ、それに見合った価格でもあります。
朝食もサーブされました。海老の焼きそばでこれも美味でした。
Now you see me シリーズなどを寝ぼけてみつつ、HKGに到着します。
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