ドーハ ハマド国際空港のトランジット導線が変わった?
ハマド国際空港の乗り継ぎは、これまでは到着してから1階上へ上がって、あの大混雑(しているときもある)保安検査場を通り、その後エスカレーターを下がると黄色いクマの前に出る、という導線でした。コンコースDやEに到着すると延々歩かされるし、保安検査が混んでいるとかなり待たされると、1.5時間の乗り継ぎでも充分でないこともありました。
今回の旅行では、行きは今までどおり上の保安検査場を通るトランジットだったのですが、帰りはなんと、保安検査場をパスするように誘導されました。到着したら、上へ上がらずそのまま直進して、するとDeparture ホールへ出ます。今回はドバイからの便がコンコースDに到着したので、降機するとコンコースDのゲート付近に出ます。そして、乗り継ぎの成田行きはゲートD1より出発でしたので、目の前が搭乗口でした。
保安検査を通らずにゲートに着いてしまっていいのか、と驚きましたが、よく見ると各搭乗口に保安検査が新設されていました。つまり保安検査は搭乗待合室に入る際に行うようなのです。これはかなり画期的なことで、大幅に乗り継ぎ時間の短縮になりそうです。
例えば、到着がコンコースDで出発もDである場合、降機に5分、移動に0分で、5分で搭乗口につきます。30分前にゲート待合室に入ることを考えると35分で乗り継ぎが完了します。
一番遠いと思われる、到着がコンコースDで出発がコンコースAの場合でも、降機に5分、ターミナル間移動はシャトルを使って5分、シャトルからゲートまでの移動10分とすると、50分で乗り継ぎができます。
実際にはゲート前の保安検査が混んでいる場合も想定されるのでしょうがとりあえずすぐにゲートにたどり着けるのは大きな違いですね。
これが暫定の運用なのか、恒久的な運用なのかまだわかりません。今度6月にもまたハマド国際空港を利用するのでそんときに確かめたいと思っています。
今までは集中保安検査を使っていたので、かならずコンコースABCの中央の熊エリアを通りましたが、DからDへの乗り継ぎだと、その必要がなくなります。フードコートや、エアラインラウンジは熊エリアにあるので、ラウンジを利用するためにシャトルに乗ってわざわざメインターミナル(熊エリア)に行かないといけなくなるのはちょっと面倒です。
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