ドバイといえばブルジュハリファ
ドバイへ行ってきました。気候や排気ガスのせいか滞在中ずっと偏頭痛がしてしまってちょっと観光を積極的にできなかったのが残念でした。ドバイの感想としては、意外と観光資源は少なく、まる2日あっても時間を持て余してしまった反面、治安はいいので夜間にぶらついたり、一人で出歩いたりすることができる、食べるものには困らないといった点はいいところだと思いました。英語が通じるので、一人旅でも安全に中東を体験することができます。私はあまり買い物に興味がないのですが、買い物がお好きな人ならドバイモールは1日いても飽きないでしょう。あとは、お金をふんだんに使うことができるっていうのが大きなメリットでしょうね。東京のホテルで高級といったらせいぜい20万円くらい?ドバイなら最低一泊20万円、上には数百万円というホテルがあります。
ドバイの良いところ、不便なところを独断で一覧にしてみました。
Pros & Cons - ドバイの良いところ治安がいい 貧困が少ない治安は外務省の安全情報でも問題ないとお墨付きです。人気のタイなどより安全と位置づけられています。その背景としては、無職の人がいないため、犯罪の元となる貧困が無い、という事情があるそう。人口の9割近くを占める出稼ぎ労働者は、職がある前提でUAEに滞在できるため、無職になると自動的に国外へ退去することになるそう。ちょっと未来的で恐ろしいですね。ともかく、夜間一人で出歩いても危険を感じることがありませんでした。気軽に中東を体験するには良いです。
地下鉄が便利市街の移動にはメトロを使っていました。Green Line、Red Lineと2路線があり、空港から市街への移動にも利用できます。1日乗車券を22ディルハムで買っておけばメトロとトラムは乗り放題です。自動販売機で切符の購入もわかりやすかったし、乗り換えもわかりやすかった。
日本からの渡航手段が豊富ドバイへは各種キャリアを利用することができて、価格も低めです。直行便ならエミレーツ、経由便ならカタール、エティハド、キャセイ、タイ航空なども選べます。
英語が通じる人口の多くが移民であるせいかアラビア語がわからなくても殆ど英語が通じます。
食べるものには困らない日本でもおなじみのファストフード(KFC、マクドナルド)などあちこちにあるし、モールへ行けばフードコートも。食べ物には困りません。
盛りが良すぎて零れまくる海老カレー
ブルジュハリファとモール殆どのドバイ訪問者はこれらが目当てなのでしょう。世界一高いビルの展望台と、噴水ショー、そして世界最大のショッピングモールです。買い物好きの人なら一日時間をつぶせるでしょうね。
人が親切UAEの人に突然冗談を言われたり、あちこちで接した人たちは余裕があり、笑顔のある人が多かったです。街中でもローカルの人が旅行者に親切にするのをたびたび見かけました。
トイレが豊富(これ大事)トイレの少ない国は本当に多いなか、UAEはトイレが豊富です。メトロの各駅にはトイレがあるし、ショッピングモール、ストリートにも公衆トイレを時折見かけました。
金が使えるブルジュアルアラブみたいな超高級ホテルで、お金をふんだんに使うのもドバイの魅力でしょうね。富裕層が東京で豪遊するとしてもたかが知れているでしょうが、ドバイならパーッと数百万を一晩で使えそう。
Pros & Cons - ドバイの不便なところアルコールアルコール類は一部ホテルのレストラン・バーを除くと提供されません。スーパーマーケットにも売っていませんので、滞在中はお酒を我慢。私は飲みませんでした。加えてラマダンの時期となるとレストランも多くが閉店してしまうようです。渡航時期に注意ですね。
観光資源は少ないUAE自体あまり広い国じゃないので、殆どの人はモール、ブルジュハリファ、オールドスーク、あぶら船くらいで観光を済ませちゃうのではないでしょうか。他の都市と比べると観光資源は少ないと思います。
押し売り市場を歩くとわりと強引な押し売りをされそうになるので注意が必要です。ひっさびさにインド式押し売り術を体験して(約20年ぶり)、懐かしくも面倒くさかったです。路面の土産物売りが声をかけてくるので相手していると、そのまま店につれられ、不要なアラビアのスカーフを強引にかぶせられ、勝手にOK50ディルハムでいいよ、などと言って、袋詰めして手に渡そうとするので、毅然とした態度で断りましょう。(※でもその体験自体が懐かしく面白かったので50ディルハムならスカーフと頭の輪っかのセット買ってきてもよかったような気もしています。内心。)
排気ガス、気候治安はいいのですが、気候の関係で日中、外を出歩くのは危険です。暑さ、乾燥、排気ガスで1時間で具合が悪くなってしまいました。4月でそれなので7月8月なんて想像もしたくないですね。外を出歩く際には色の薄い帽子とサングラス、水、目薬などを携行しましょう。あとは交通量の多いドバイ、排気ガスが意外とすごくて、私の頭痛の原因はそちらかも知れません。危険運転もけっこう目にしました。
メトロの混雑メトロは2路線しかないため、観光客と通勤・通学客が相乗りすることになります。レッドラインの夕方6時ー7時台のエアポート方面行きはひどい混雑で、私は乗車できずに5本くらいやり過ごしてやっと乗れました。乗れてもインドのおじさんたちとおしくらまんじゅう覚悟です。女性の方は女性専用車に乗るのが賢明です。東京のメトロはいくつもバックアップ経路があってそこまでの混雑にならない点が素晴らしいと思います。
安いホテルの質は良くない私は7000円台の安いホテルに宿泊しましたが、正直言ってかなりレベルの低い宿泊でした。窓は開けたら閉められなくなる、部屋のコンセントや時計は壊れている、シャワーの排水が詰まっている、エアコンは効きすぎている、従業員のレベルもそこそこ、でした。7000円も払えばバンコクなら高級ホテルに泊まれるのに、とついつい思ってしまいます。不愉快にならないレベルを求めるなら150ドル程度を目安にしたほうがいいかな、と思いました。
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