優先搭乗利用できず前のブログに書いていますが、DME空港の混乱で搭乗がぎりぎりになってしまい、ゲートについたころには搭乗が開始していました。余裕をもって優先搭乗するつもりでいましたが、残念。
機材や乗車率
機材はA321、ナローボディです。ビジネスクラスシートは、4席3列の12名。前2列にカタール人と私、後ろ1列にロシア人カップル2組で、11人が搭乗していました。隣は大柄なカタール人男性。とても不機嫌そうで嫌なのですが。
ビジネスクラスシートナローボディ機なので、ビジネスクラスといっても狭くて、シート自体は大きいのですが、前後の間隔は狭いです。私は予約時点で窓側しか残っておらず、通路側には大柄なカタール人に座られたので、トイレに行きづらかったです。通路側のカタール人男性が疲れた様子で着席してすぐに眠ってしまったため。キャセイのプレミアムエコノミーとか、JALの国内線クラスJとかそういうサイズ感でした。これならエコノミーの通路側座席のほうが快適だったかも。
食事コースで一食出るはずでしたが、往路でチーズプレートを食べきれなかったのを悔やんでいたのと、まわりをラマダン中のムスリムに囲まれてあまり飲酒・飲食するのもどうかと思って、ワインとチーズのみオーダーしてみました。もともと小食のため、チーズプレートだけでもう満腹感ありました。硬めのチーズとドライフルーツを食べると美味でした。
行きのチーズプレート帰りのチーズプレート野菜スティックのかわりに綺麗にナッツが散らしてあります。別にナッツの小皿も頼んでいます。チーズの上のナッツは軽いローストで、ナッツ皿のほうが深くカリカリにローストしてあります。盛り付けはクルーのセンスが出るのでしょうか。チーズの状態も日本発の便では乾燥していましたが、こちらはしっとりしていて美味でした。
クルーの印象担当についてくれたのが、長身で超美人の黒人女性で、あんなにきれいなアフリカ系女性を見たのも初めてのこと。加えて上品だし、機内ではずっと気にかけてくれて、なんというか母性を感じる接客でした(表現が気持ち悪いかもしれません)。じつは隣の客がでかいのでトイレへ行けなくて、今回機内では水分を控えていたのですが、たぶんそれもわかっており、到着寸前になってドリンクの希望を聞いてくれました。これまでカタール航空を利用していて最高のクルーさんだったと思います。
4時間半はあっという間モスクワードーハは往路よりさらに短く4時間半で、機内エンタメで映画を見ていたらあっという間に半分くらい過ぎていました。一度も眠りませんでしたが、長いとも感じず。5時間未満くらいが私にとっては一番快適です。
機内エンタメ機内エンタメはナローボディ機なのでひじ掛けから出すタイプで、距離も遠すぎずなかなか便利でした。今回は、Table19というフレンズのLisa Kudrowが出ているコメディドラマを見たのですが、コメディなのにちょっとした悲しみもあり、良作でした。英国人のSteven Merchantは英国版The Officeで有名ですが、実は往路で観たLoganにも出演しており(白塗りですが)、ハリウッドでの活動も順調なんだなとわかりました。Lisa Kudrowはコミカルな演技しか観たことがありませんでしたが、今回はなかなか絶妙な哀愁のある役どころを上手く演じていたと思います。彼女の容姿を見ただけであ、コメディと連想してしまうのが玉に瑕ですね。演技も上手いと思うのですが。
夕暮れのドーハ到着到着前に隣のカタール人男性(若い、たぶん20代)に、充電器貸して、と言われ貸してあげました。不機嫌で怖いと思っていたのですが、貸してあげたらニコニコでした。(そりゃそうか、怒って貸してくれとは言わないでしょう)
ドーハ着は綺麗な夕暮れどき、いつも深夜について深夜に出発する感じなので、はじめての風景でした。成田に帰るのがいつも夕暮れなので、成田みたいに見えますね。
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