私は旅行が好きなのですが、しらみつぶしに欧州各国を旅行するのは能がない、せっかくだから何かテーマを決めた旅行ができないかと思っていて、今までも何度も考えたことがあるのですが、旧ソ連諸国を制覇したいなと最近また思うようになりました。
で、Flightmapperでどこに行くには何で行けるのか、を検索しています。
アシガバード ASB (トルクメニスタン) TR
ドゥシャンベ DYU (タジキスタン) TR
タシケント TAS (ウズベキスタン) KE SU TR
ビシケク FRU (キルギス) SU TR
アスタナ TSE (カザフ) SU OZ TR
キエフ IEV (ウクライナ) KL AF AZ
キシナウ KIV (モルドバ) TK LO SU
ミンスク MSQ (ベラルーシ) SU EY
バクー GYD (アゼルバイジャン) QR
ティビリシ TBS (グルジア) QR
エレバン EVN (アルメニア) QR
タリン TLL (エストニア) AY
リガ RIX (ラトビア) AY
ビルニュス VNO (リトアニア) AY
旧ソ連諸国はロシア含め15か国あります。上にあげたのはモスクワ以外のそれぞれの首都です。国名の後ろにはおもに渡航に便利なキャリアの2レターコード。
ざっと見て、
・トルコとイラン文化圏エリア(ウズベキスタン、カザフ、キルギス、トルクメン、タジク)
・カフカスエリア(グルジア、アルメニア、アゼルバイジャン)
・バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)
・東ヨーロッパ(ウクライナ、モルドバ)
・準ロシア(ベロルシア)
に分けられると思っていて、それぞれ渡航手段が異なりますね。アゼルバイジャンをトルコ文化圏に入れるかどうかは、地理的に考えました。
バルト3国
ヘルシンキ乗り継ぎでFinnairで行けます。その他にもいろいろ手段はあるでしょうが、私がワンワールドの会員なのでワンワールドを優先して考えています。意外と中東系では行きづらいんですね。
カフカス
トビリシ、エレバン、バクーへはドーハからカタール航空が飛んでいるので、我らがカタール航空を選択することができます。デイリーではないし、たしかトビリシ経由バクー行きだったっけ。
準ロシア
ベラルーシはロシアと出入国を共通化しているくらいなので、やはりモスクワ経由アエロフロートが一番便利でしょう。ちなみに、その場合入国審査はロシア(モスクワ)で行われます。ということは、ロシアビザが必要になります。ロシアビザを取りたくなければ、ちょと意外ですがアブダビ経由エティハドという選択肢があります。
ここから、ちょっとシンプルじゃなくなります。
トルコとイラン文化圏エリア /中央アジア5か国
全部の国に定期便があるのは唯一トルコ航空です。デイリーではないので日程注意になります。トルコの同胞意識高いです。
アエロフロートだと、タシケント、アスタナ、ビシケクへ定期便があります。一度タシケントは利用しましたがかなり乗り継ぎは悪いです。6時間以上の乗り継ぎでタシケント着が未明でした。
日本人には韓国系エアラインが一番利用しやすいですが、タシケントへはKEとOZ, アスタナへはOZが飛んでいます。
東ヨーロッパ
最後にウクライナとモルドバですが、ウクライナへはアエロフロートは飛んでなくて、エールフランス・KLMでパリ、またはアムス経由で行くことができます。検索したときおもわず、あ、そっちか、と思いました。アリタリアも意外なことに便があるようです。
キシナウについては、地理的にトルコ航空かLOT、または旧ソ連のよしみでアエロフロートで飛ぶことができるようです。
まとめ
このように、ワンワールドはとくに旧ソ連圏では弱くて、バルト3国かカフカスエリア以外は全滅といった感じ。アエロフロートがあるぶんスカイチームに分があります。アエロフロートが飛んでいないウクライナへはアリタリアやKLM/AFがカバーしているので。タジキスタン、トルクメニスタンへはスターアライアンスのトルコ航空一択になりますが、あそこらは秘境の部類に入るのでなかなか気軽に訪れる場所ではないでしょう。アスタナへはアシアナを使いたいところですが、スターアライアンスなのでアエロフロートでも。タシケントは大韓を使えばスカイチームなので、アエロフロートにマイル付けられます。ビシケクはアエロフロートでしょう。
旧ソ連圏に本気で行きたいならスカイチーム、できればアエロフロートの会員になるのが良いようです。
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