JICAから支給される現地生活費は、現地に開く銀行口座に日本から送金してくれるようになっています。そういうわけで、新任のボランティアは現地についてから口座を開くようになっています。行ってきましたNBU(National Bank Of Uzbekistan)。
銀行に関しては事前にいろいろな話を聞いていて、興味しんしんでした。ウズベク人は銀行に口座を開かないとか、銀行が何をするところかよく知らない人が多いとか、お金を下ろしにいってもお金の用意が無い場合があるとか、真偽のほどは定かではありませんが。
アミールテムール通りの、JICAオフィスの入るInternational Business Centerの隣に、NBUのヘッドオフィスがあるでかい鉛筆型のビルがあります。まず敷地の入り口で警官による身分証と荷物のチェック。つぎにビルの入り口を入ると、警察の詰め所があって自由に中には入れません。事前にきちんと許可が無いと入れないようになっていて、今回はJICAスタッフの方が行員さんに予約をしてくれていたので、入り口まで出てきてくれた行員さんに招かれる形でビルに入館しました。
一階の窓口は、日の当たる明るいフロアに応接セットが幾つかおかれていて、行員の執務デスクなどもとても綺麗。いかにもインテリな感じのウズベク人の行員さんたちが働いています。JICAスタッフが行員さんのデスクで何やら現地語で話はじめて待つこと30分。30分。やっと、通帳をもらいました。
通帳は、ホチキスで製本された紙に金額とサインが手書きされたレトロな感じのものでした。それから二階に上がり、預金額を支払い、レシートを貰って完了。6人が口座を開設するのにちょうど一時間かかりました。
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