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大陸性ステップ 旅と音楽。

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チップをあげる理由

チップってなんであげるの?

チップというものに関して、今までちゃんと考えたことも理解したこともありませんでした。

なぜなら、日本で読めるチップに関する説明文ていうのは、どこでいくら渡したらいいよ、みたいな、実践的な解説だけで、なぜチップを渡すのか、を解説している文章を読んだことが無いからです。

(わたしのかんがえたチップをあげる理由)
3つあります。

1)店員さんにチップをきちんとあげることで、その店員さんが次ぎに自分をサーブしてくれる際に、(チップ目当てで)きちんとサービスしてくれる可能性がある。
→これは、自分的には納得感がある。チップを払った分だけ見返りもある、という仏教的な考えにも通じる。ただ、リピートする(二回目がある)前提なので、通りすがりで一度しかお店に来店しない旅行者には、意味の無いチップなのでは??

2)ウエイター君が普段しないような特別なサービスをしてくれた場合に(たとえば、誕生日を祝ってくれたとか)、そのサービスへの対価として、チップを払う。
→これは、あんまり納得できないんです。だって、海外のレストランでなぜか自分の誕生日を知っている初対面のウエイターに誕生日を祝われたこともないし、特にリクエストしたこともないし、特別なサービスなんて受けた記憶がないんだもん。

3)普遍的に、レストランでウエイターをするような階層の人は、貧しいので、レストランに来店するような人は、多少の施しをする義務がある。
→これは、旅行者的にも在住者的にも納得感のある理由ではある。でも、レストランでウエイターをするような人の生活レベルって、国によって相当違うと思うんだけど。。

x)なお、チップは常識として無条件にあげるもの、という意見は、理由がよくわからないので無いこととします。

以上を踏まえると、通りすがりの旅行者は、3の理由に同意するのならチップをあげるべきだけれど、それ以外ならべつにチップをあげなくてもいい。

また、私のように在住している人間は、1と3の理由に納得するなら、チップをあげるといい。

旅行者、在住者にかかわらず、特別なサービスも受けていなくて、リクエストもしてなくて、リピートもなくて、ウエイターをするような人は貧しいと思ってもいないのなら、チップはあげなくても良い!

・・・・こんな風に理解してしまったのだけれど、どうなんだろう??

(私はチップあげますよ)
私は、ウエイターが、次回より良いサービスをしてくれるかも知れないので(1の理由ね)、きちんとチップはあげてます。実際、いつもチップをあげているウエイターは愛想がいいしちゃんと仕事してくれる。

いままで、何も考えずに形骸化した習慣としてチップをあげていたんだけれど、きちんと理由を理解していると、あげる・あげないの判断がし易いし、あげるところではきちんとあげて、不要ならあげないっていう効率化ができるのかな、って思って。

(追記)
上のことを友達にも聞いてみたところ、
-ホテル等では前もって、より良いサービスをしてもらう前提であげる
-おいしければあげる
-差し上げれば気持ちいいのであげる
-外食をする余裕があるのなら、分け与えるべき
-本来サービス料が会計に含まれていないので、ウエイターの給与はチップがある前提で低く設定されている

という意見ももらいました。


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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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