羊の匂いの人々
ウズベキスタンの公共機関では、人の体臭を強く感じることがある。個人的には嫌いな匂いじゃないので、ディスってるつもりは無いです。
この辺の人々が独特の体臭を放つのは、
トュルク系は人種的にエクリン腺が多いのか
体毛が多いので必然的に腺も多いのか
羊をよく食すからか
宗教上の理由で剃毛するからか
乾燥しているので衣服を洗わないからか
コートや帽子が自家製だからか(自宅で解体した羊を着てるからか)
いまいち、理由を特定できていないけど、私自身、羊や馬をよく食べた週には、体から臭いがしてくるので、やっぱり、食べるものの要因が大きいんだろうか。
その辺は人に指摘されるまでもなく、ウズベクの人自身も気にしているようで、どこのスーパーマーケットに行っても、デオドラント剤がこれでもか、と売っている。あるスーパーなんか、壁一面がデオドラント剤売り場で、一方でシェービングフォームを売っていなかったので発狂しそうになった覚えがあるし、前にホームステイしていた家の息子も出勤前に家全体がいいオイニーになるくらい香水を振りまいていた。
デオドラントを売っているのにシェービングフォームを売っていない例のスーパーマーケットは、某ホテルに併設された場所で、外国人の利用者も多い。一見、西洋風でたっぷりした敷地に豊富な商品を扱っているのだが、いまいち必要なものが売っていないあたりが、いかにもポチョムキンの村といった風情。
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