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国が無くなるということについて考えた 

夜のタシケントを歩きながら考えた。

タシケントは暗いし、道路はあなぼこだらけだし、ウズベク人は大柄で怖い顔をしているし、ときどき1.5リットルのビールをラッパ飲みしながら歩く男たちもいるので、何の予備知識も無しに来ると、とても怖いはずだ。貧しい東欧の国に紛れ込んでしまったような感じ。しかし、ウズベク人は見た目に反してもじもじした、控えめで優しい人たちだ。

同僚によると、ウズベキスタン、タシケントの治安は今でこそ非常にいいが、ソ連崩壊前から崩壊後の数年間(1995年くらいまで)は、他の旧ソ連構成国と同様、荒れ放題だったそうだ。強盗が多発し、普通に街を歩くのも怖い時期だったらしい。今、夜に出歩いても問題ないこの街からは想像もできない。

どこの国でも、国が無くなって新しい国になった、という体制の脆弱なタイミングには悪者がはびこるものなんだろう。

しかし、ウズベキスタンが国として機能してくるにつれ、強い警察、当局によってきちんと取り締まりが行われた結果、今のような比較的安心できる街になったとのこと。ついでに、彼曰く、カザフもキルギスも、タジキスタンも、まだソ連崩壊の混乱を引きずってる国だから、ウズベキスタンに比べたらずっと治安も悪いとのこと。

国が無くなって、新しい国ができるプロセスっていうのは、教科書で習うことができる以上にタフなものなのだろう。しかも、それがつい20年くらい前で、今この国にいる30代以上の人々は皆それを経験しているということだ。


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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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