遠くタイのメコン川流域では、お葬式が終わって埋葬も済んで、ひと段落したと連絡をもらった。愛する人は死んでしまったけれど、その子とか孫とかとはFacebook等で連絡を取り合えるようになったのでいい世の中。タイではどうやって埋葬するんだろう。そんなことさえ知らない自分。
今日はこの上なくウズい男が部屋に来ていて、嵐のように喋って嵐のように去っていった。女を紹介してやるから、俺が連れてきて、君はしっぽりこの部屋で楽しんで、朝また女を迎えに来るから、バイバイ、どうだいいい話じゃないか、とか言ってた。その親切には感謝するんだけど。
健康で健全で、最近きれいな若い奥さんも貰って、給与はまぁまぁかもしれないけど不安定なこの街で真っ当な仕事があって、家もダーチャもあって、近い将来健康な子供ができるであろう若いウズい男。私が持ってない、かつとくに欲しくも無いものを全部持ってる男。
自分は何が欲しいのか説明しようとしたけれど説明したとたんに欲しくないものになってしまいそうなので言わなかった言葉。人の幸せっていったいなんなんだろうかよくわかりません。とりあえず、街をゆく人々の顔を見てるのが幸せかもしれません。ある場所では人が死んで、ある場所では子供が生まれようとしている!へんなの。
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