この国で男性同士の挨拶は握手です。
もともとスキンシップ過多な方々(かたなかたがた?)なので、握手して抱き合っておでこを摺り合わせたりします。(ちなみに女性は抱き合って頬を摺るか、キス)。
(※男性同士で、抱き合って左のおでこ、右のおでこをぶつけ合う挨拶はタシケント式なのだそうです)
出勤したらみんなに握手、退勤するときも握手、ちょっと知り合いに道で会っただけなのに握手です。
スーパーに買い物に行っても、レジのアンチャンと握手するところから始まります。
ウズベキスタンではそういうもの、って判ってるのですが、まだ私は日本人が抜け切れてなくて、握手面倒って思ってしまって、つい会釈で済ましてしまったりすることがあります。
この前も、酒を買いにいって、つい握手を忘れて両手に酒をかかえてレジにゆき、ちょっと握手するタイミングを逃してしまったのです。
そうしたらちょっとレジの兄さん(多分20代くらい)の機嫌を損ねてしまったみたいで、そそくさと袋に入れてむっつりとお買い上げ商品を渡されました。
私の考えすぎかも知れないですが。
でも、レジと客の関係でしょう。毎回顔を見たら握手しに行って、それから買い物しないといけないのかな、ちょっと面倒じゃない?ってつい日本人的になってしまいますが、握手を忘れるのってどのくらいのインパクトなんだろう、って考え込んでしまいますね。
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