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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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ソ連カットの人はまだけっこういます

住居のお隣さんはロシア人のご夫婦と、娘と孫娘2人が住んでいる。娘の旦那さんという人を見たことがないので、出稼ぎに行っているのか離婚しているのかわからない。

奥さんは、話すときもいつも怖い顔をして、めったに笑わない人。私が思うロシア人のイメージぴったりな人です。いつか、「お宅はね、鍵が2つあるのにいつも1つしか閉めないじゃない!」と怒られて以来ちょっと苦手。

旦那さんは、ちょっと変わった人で、カウボーイハットにサングラスがトレードマーク、でっかいアメリカの国旗の柄のセーターを愛用していたりする人です。ロシア人ってアメリカ好きじゃない人が多いのに、けっこうアメリカ好きなのかも知れません。また、ロシア人だけどウズベク語が堪能だったり、ときどきウズベク人の若者を4-5人連れてどこかに行ったりする、ユニークな(ちょっと怖い?)人です。

今日、日曜日なのでごみ捨てに出たら、待っていたように半裸で姿を現したおじさんが呼びました。

「日本製の顕微鏡があるんだけど、誰か必要な人がいないかね?」と。

なるほど、きっと売りたいのね・・・と思いつつ、日本人だから日本製の顕微鏡が必要かっていうと、そうじゃないので、ちょっと必要じゃないですね、と言っておきました。

その後、床屋に行こうと思ったらまた会って、また呼び止められて、うっかり「床屋に行きます」と言ってしまったら、

「俺が切ってやる」
「バリカンだってあるぞ」
「金がかからなくていい話じゃないか」

と言い出しました。もう予約しちゃってあるんで・・・というと、

「そんなのほっとけばいいじゃないか!気にすることじゃないぞ」

ロシい!

ロシアとかウズベキスタンではいいかもしれないけど、日本人としてはさっき電話して頼んであるものを反故にするわけにはいきません。それに、髪の毛くらいちゃんとプロに切ってもらいたいと思っているほうなので、豪快なロスコアメリカンおじさんには頼めないなって思います。後ろ髪だけ長くされたりしたらやだし。

かなり強引にオファーされたんですが、次回お願いするかも知れませんから、とこちらも強引に振り切って、床屋さんへ。

かえってきたら、またマンション入り口で会ってしまって、頭をしげしげとチェックされて、

「こうするんだな?うん、できるぞ、ハラショー」

とか言うので、ハラショーじゃないっすよ。

この人もロシア人だけど、ウズいですね。ひょっとして、私がウズいと思ってることって、ウズベクというか旧ソ連特有なのかな。だんだんウズさがよくわからなくなってきます。

こういう場合、どうやって美しく断るのが国際的なのか、もしくはロシア的なのか、まだわかりません。

理髪師はよい友達で気に入ってるし約束もあるのでお願いできないんですよ、とか言ったらいいでしょうか。

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自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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