この曲、すごく好きだった。
なぜか最近、タシケントの町並みで、何度か耳にした。
一度は街を歩き家に帰る途中に、赤いスパーク(ウズ産)の中から聞こえてきた。二度目は車に乗っているときFM局から、そのほか、テレビのクリップでも見た。
どうして10年前の曲が今さらタシケントで流行っていますか?
ギリシャ人のジョージマイケルは色も黒いほうだし、毛も濃いし、ひょっとしたらタシケント人といっても通用するルックスなので、ルックス的にも親近感があるのか、こういう哀愁POPSはわりと真新しくていいのかもしれない。
この曲のタイトルはFastlove,ファストフードとかファストファッションにかけた、ジョージマイケルなりの皮肉なんだと思う。加えて、彼なりのホモアンセム的な曲なのだと思っていた。その曲を、同性愛が法律で禁止されているらしいこの街で聴くのもなんだか感慨深い。
この曲が大ヒットした後で、当のジョージさんが公衆便所で文字通りのFast sexを得ようとして逮捕されたりしたのも、なんとも味わい深いというか。
そとでしようぜ
PR