今日は、イゴルさんが来ていないのでいつもよりリラックスしたライロさんが音楽を(割と)大きな音量でかけて踊ってる。踊りながら仕事してる、みたい。
私がオフィスに来てはじめに驚いたのは、普通に仕事中にスピーカーで音楽をかけることで、普段はまぁまぁ一人用の音量で聴いているので聞こえてる程度なのだけれど、たまに音量を上げて踊りだしたり歌ったりするので油断できない。
前任の女性もけっこう音楽をかける人だったのでこの国では普通なの?かな。
あと、やはり女性だから話好きで、話し相手が来るとすっごく喋る。普段、私と二人のときには私が話し相手になれないので不満なんじゃないかと思う。たまに別の女性が部屋に来ると、息をするのも忘れる勢いで喋ってる。
私は、最近ロシア語を聞くと不安な気持ちになってくることに気付いた。ロシア語は1フレーズが長くて、割と効率が悪い言語なんじゃないかと最近思う。
ライロさんは一度話し始めると、関係代名詞でたくさん繋いで延々と長いフレーズで喋るんだけれど、息継ぎをしないで話し続けるので、ちょっとこちらがハラハラする。100メートル息継ぎなしで泳いでいるような感じ? とにかく、なんだか聴いてると不安になる。
イゴルさんも割りとそのタイプで、肺活量が少ないらしく実際に喋りながら咳き込んだり、息切れしている。ウズベク語とか英語を聞いているときにはそういう不安は感じないのだけれど。
イゴルさんがいるときは、やっぱりスカイプで一時間くらいママとお喋りしていたりして、それも大きな声なので、ひとことで言うとにぎやかな職場なんだと思う。
私は、わりと静かな環境でしか仕事をしたことが無いので、静かなほうが落ち着く。でもひょっとしたら彼らは無音の状態が苦手なんじゃないかと思う。常に誰かが喋ってるか、音楽が鳴っている。どちらでも無ければ、シュレッダーがわりに何かのドキュメントをビリビリと破いていたり、ファイルをバタバタさせていたり、やっぱりにぎやか。
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