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大陸性ステップ 旅と音楽。

旅や音楽の記録。

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味噌、なめろう

うちには味噌があるけれど、パンとバターの生活をしているのに、スープだけが野菜の味噌汁というのはなんとも食い合わせが悪いような気がして、一向に減らない。

味噌を使った料理は好きな筈なのに、冬の間はナスも高かったから、ナスの味噌炒めももう少し先だし、豚のみそ焼きにするにも、豚肉も売ってないし(※)、どうしようかと悩んでいた。

(※)豚肉は、遠いバザールまでわざわざ買いに行けば売っている。でも、ロシア人しか食べないものなので、高い。近くのスーパーで安価に買えるもの以外は私の中では無いことになっている。

味噌が無いときは、味噌さえあればなんとかなると思ったりもしたけれど、いざ手に入ったら使わないのだから、具合が悪い。

いっそそのまま舐めなめしようかと思ったが、そういえばこの街にはハーブ類がたくさん売ってる。あさつき(わけぎ)のようなものや、フェンネルの葉など。しかも、安い。

味噌とたっぷりのハーブ類を混ぜたら、ご飯のおかずになるかも知れない。



さっそくスーパーでフェンネルと青ねぎを買ってみた。刻んでどんぶりに入れて、味噌は、アルコールを飛ばすために少し火であぶってから、どんぶりに入れて混ぜた。

混ぜながら、これに似た料理を前にもしたことがあるような・・・と考えていた。そうだ、なめろうだ。なめろうも、いわしといろんなハーブを味噌で和えた料理だった。いわしじゃなくても、オクラでもなめろうっぽいものが作れるので、時々作っていた、オクラのなめろう。



出来上がったハーブ味噌は、やっぱり味噌が強すぎてしょっぱかった。でもフェンネルが思いのほか味噌にぴったり合っていて、良い風味。これにゴマとかごま油を和えたら韓国風になるのだろうか。

夏になったら、子供の腕くらいの大茄子が出回るので、よく焼いてぐずぐずになった茄子の実をペーストにつぶして、ハーブと味噌で和えたなめろうもどきを作ってみようかと思う。


ただならぬ、色合い。先日の夕刻。

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タシケントの日本人死亡者慰霊碑と抑留者記念碑



日本庭園を訪れたときのこと。

今まで知らなかったのだけれど、日本政府などによって、日本人の慰霊碑と記念碑が建てられているのに気付いた。場所は日本庭園の裏手の目立たない場所なのだけれど。


日本人死亡者慰霊碑

さきの大戦の後、祖国への帰還を希みながら
この地に抑留され、亡くなられた
日本人の方々を偲び
平和への思いをこめて
この碑を建設する

竣工 平成15年9月 日本国政府






日本人抑留者記念碑

1945年から1946年にかけて
極東からウズベキスタンに強制移送された
日本国民25,119余名の内9760余名が
過酷な条件のもとで数年にわたり
タシケントの都市建設に貢献した
望郷の念むなしく79余名がこの地に眠る
この厳粛な歴史を後世にとどめ
永遠の平和と友好を念じ建立する

主な労働場所
ナボイ劇場・電線工場・運河建設
住宅建築・道路建設など

2002年5月25日
日本人墓地整備と抑留者記念碑建設代表発起人会




実際にはタシケント人でもそのことを知らない人が多く、へぇー、という反応をされる。

同行していたプログラマーのR君は、内容そのものより、年号の平成15年というところに反応していた。どうして2003年が15年になるのか?と。日本の元号について説明することになってしまった。


What's ボンボリ?


日本庭園の中で唐突にキモノが虫干しされていて面食らった。ちょっと怖い。



日本庭園、入園料は10000スムです。


撮影してあげた


末永くお幸せに。

うららかな初夏の気候。タシケントの日本庭園は、とても平和だった。



同僚が結婚するにあたって、二人のなれそめムービーを作りたいので、あんたのカメラちゃんで撮ってほしいんだよね、と相談されたのが先週で、日曜日に即席カメラマンをしてきた。日本庭園で待ち合わせて、300枚近い写真を撮った。

主役の二人は、山ほどの小道具と着替えを抱えてやってきた。テニスのラケット、青りんご、花束、リング、などなど。花嫁の写真を撮影する新郎の姿、とか、相合傘をして何かをみて笑っているふたり、とか、待ち合わせに遅れてやきもきする新郎、などのテーマに沿って、二人があまりにもオーバーにポーズを取るので、笑った。

花嫁は4回もお着替え。新郎も、オイベックの交差点のど真ん中(日本なら銀座)でTシャツを脱いでワイシャツに着替える等、アクロバティックだった。

モデルが美男美女なので、どこで撮っても綺麗に決まって、我ながらよい写真が撮れたと思う。ここで公開できないのが残念(なので、差し支えのないものだけ小出しする)。



帰宅して、少々アンダー気味な写真の露出を上げながら思ったのだけれど、光に強い日本人の黒い瞳と比べて、コーカソイドの瞳は光に弱いはずなので、ちょっと日本人から見てアンダー(暗め)のほうが、彼らには丁度いいのかな、などと思った。部屋の明るさも、西洋人向けの空間は我々日本人には暗すぎたりするので、同じ論理で写真や映画なども少々暗いくらいが丁度いいの?



彼らは、新郎は薄いブラウンの瞳だし、花嫁は青い瞳なので、あまり明るいトーンを好まないかも知れない。


「待ってェ」 「きゃはははァ」

カフェ、Labi Hauz



大きな地図で見る

グリンカというエリアにあるラビハウス(Лаби Хауз)というカフェに行った。ソムサとシャシリクを食べたけれど、どちらも美味しかった。地元の人も多く訪れていた。個室もあって、中庭の池には鯉が泳いでいる。テレビ塔近くのブハラカフェがもう少し家庭的になったイメージ。Googleマップではブハラカフェと表記されているので、かつてはブハラカフェという名前だったのかも知れない。



向かいにはHotel Idealという商人宿があって、人が出入りしていた。タシケントにありがちな大げさなインターナショナルホテルじゃなくて、中規模なビジネスホテル風。値段等は不明。

(修正:Labi house ではなくて Labi hauzで池という意味だそうです。タイトルを修正しました)

あんたこそ誰

先日間違い電話があって、知らない番号からでした。「あるお(ハロー)」と電話を取ると、「あんた誰?」と聞いてきます。

この国では、電話をかけたほうの人がいきなり「あんた誰?」と聞いてきて、私は誰だかわからない人に名乗りたくないし、名乗ったところで私の日本人名を聞き取れないだろうし、と思う。「あんたこそ誰?」と聞き返します。

「あんた誰?」
私「・・・あんた誰?」
「はあ??あんた誰なのよ」
私「あんたこそ誰ですか」

というやり取りで、相手がガチャ切りします。不愉快ですね。

それで、それを見ていた周りのウズベク人にはウケているので、「なんでこの国では電話をかけた人があんた誰、って聞くの?電話を掛けてるんだから、知ってるはずでしょ、『あんた誰』だか」と聞くとさらにゲラゲラ笑われました。いや、笑い事じゃないんだけどね。

結局、なんでだかわからないけど、そういう時は英語で返事すればいいよ、とか、「あんたこそ誰?」って言っとけばいいよ、という、対症療法?みたいなことを言われてしまった。

これ、職場でも同じで、職場の電話に出ると、殆どの人は「誰だれさんお願いします」というから電話を代わればいいんだけど、「誰々さんはいません」というと、決まって「あんた誰」と聞かれます。いや、知りたいのはこっちなんだけど。

電話のマナーといったらいいのか、電話の仕方というのか、とにかくそれを読んだり聞いたりはしたことが無いんですね。その前に、国際的に決まった電話の仕方っていうのは、あるんでしょうか?

Hotel Labzak

Hotel Labzak というホテル、車で移動中に何度かみかけたことがあります。

たいていのタシケントのホテルは、豪華なエントランスがあってドアボーイがいて、広いフロントロビーがあって、という高級ホテル仕様で、商人宿っていうのか、日本で言うところの経済的なビジネスホテルというのを見かけないのです。もっとも、高級ホテルといっても$50くらいでとまれる場所もあるのですが。

地方から出てくるウズベキスタン人や、バジェット旅行をする人々はどういうところに宿泊するんだろう? インドとかタイなどだと、中級~バジェットホテルっていうのが幾らでもあるので、安く宿泊するには困らないのですが。

ところが、このホテルLabzakは、珍しく、アジアでよくある商人宿な雰囲気で、エントランスも車寄せもないし、建物の老朽化加減もいかにも経済的。かつ、ちゃんと営業もしているので、目を引きました。

先日、車で移動中にまた見かけたので、今回は急いでアイフォンで位置情報を記録して後で確かめてみると、名前のとおりLabzak地区にありました。


大きな地図で見る

制度的に、外国人が宿泊できないホテルというのもあるはずなのですが、私はアクレジテーションを持っているので、建前上宿泊可能なはずです。公式サイトもネット予約も無いから、突撃しないと値段もわからないのですが、今度の休みにでも泊りにいってみようかな。

どうでもいい記事

ウォッカをなめつつ、あまりにも悲しい自分語りみたいなブログ記事を書いてしまって、いまUpすると後悔してしまいそうなので、UPはしらふの判断で気が向いたらする、ということにして、ふざけた音楽を聴きつつクールダウンしている。



カンナムスタイルはすごい優れてるんだけど、こういうパーティ音楽の流れで生まれたような気もしている。



赤い鋲つきのビキニ、欲しい。

英国が誇る飛び込み選手たちもふざけている。(女性へのサービスショット?なのかな)



クズネツォフとかザハロフとか、ロシアの飛び込み選手たちも素晴らしいんだけど、こういう遊び心があったらもっといいのに・・

最近わかったんだけど、ロシア人に多いヴラジーミルという名前は、ヴラジ(征服)+ミール(世界)、つまり世界征服(日本語でいうと征男くん?)という意味だそうだ。

プーチンさんの名前は、ヴラジーミル、ヴラジミーロヴィッチ、プーチンさん。まさに征男さん。

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自己紹介

自閉な子供→ヒッピー→フリーター→IT会社員→ウズベキスタンで協力隊→無職→近所に就職。今後はたくさん旅をします。ときどき音楽の話題も。

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