5月の旅行でブハラへ行けなかったので、6月のどっかの週末にでも行けないかな、と思っていたのだけれど、じつは待ち状態の仕事が一つあって、それがいつになるか予定が立たなかったので、心配で旅行の予定を入れられませんでした。
機器が入荷すればすぐに取り掛かって、終わらすつもりでいたのに、私はその機器が入荷するのを、4月ごろからずっと待っていて、
今月中には入る、
今週には入る、
やっぱり入らない、
君が旅行から帰る頃には入ってる、
やっぱり入ってない、
来週には入る、
やっぱり入らない・・・
のループのまんま、当地で仕事する最終週になってしまったのです。
私としては、もうその仕事はできないから、現地の助手に引き継いでいきましょー、と思ってたのですが、なんと、金曜日、活動終了前日に、機械屋のお兄ちゃんがやってきて、入荷したのでした。
まさか頼まないよね、と思ったら、「お待たせー」みたいにモデムと、ルーターと、アクセスポイントを持ってきて、「今日中に導入終わらせてね」と言うので、目が点。目が白目。少女マンガだったら目が白く描かれているところ。
ないわーー!
・もうノートPCとか必要なもの片付けちゃったし
・引継ぎ資料もまとめた後で
・あと1日しかないのにトラブル起きたらどうやって直すの(しかも機器の型番が今までのと違う)
思わずオカマになって「最後の一分一秒にいたるまで働かせようって魂胆なのね、そうなのねェーー」て叫びだしそうに。
ところが当の本人は「たのむねー」とだけ言い残し、どっか行っちゃうし、助手は目の前で待ってるし、しょうがねえ。
たしかに、機器がそろえば一日で終わる、と私は言ったけど、それはちゃんと前後に余裕があるときの話で、活動終了前日なんて、もう挨拶まわりとか、データ消去とかしてる時期だろ、とかぶつぶつ言いながら病院の新ビルへ。
こちらのADSLの開通は、User/Passをくれるだけじゃなくて、Modemを設置してから、ISPへ電話して、仮パスワードから本パスワードに切り替えるという面倒くさい手続きがあります。しかも、開通センターはのんびりお昼休みをお取りになられるのです。その時、時間は1時少し前、助手がISPに電話するともうお昼休みですといわれ、無駄に二時まで待つ。
2時半頃にインターネット開通したものの、今度はVPNのコネクションが確立できなくて、あれこれ試した結果、どうも今回買った新ルーターはWANのPPTPが動かないらしいってことに。スペックシートでは対応になってるのに、マニュアルには記載がなくて、動かないとなると、メーカーに詳細を確認したりしないといけない。中国製ルーター嫌い。
メーカーに問い合わせが必要、でもそんなことしてる時間はねえんだよ!ということで夕方、引揚げてきました。夜はお呼ばれだったので。まだ強烈な、4時頃の西日の中をふらふらになって歩きながら、時間に余裕があればできたのに、と思うと無念で泣きたくなりました。私、ウズで仕事していて泣きたくなったの初めてですよ。
できないときはサッサと諦めて別の手段を考えるのが吉。業務終了日は代替手段を考えてマニュアル作って助手に引き継ぐことにしました。
使えるけど要らないものを、最終日にいろんな人にあげようかと思って、机に並べておいたのに、そんなことをしてる時間がどうやら無いので、バカバカしくて当てつけに全部ゴミ箱にぶちこんでやろうかと思ったけど、大人しく隅によけました。