タシケント滞在もあと5ヶ月くらいになった。
そろそろウズベキスタンの印象をまとめたり、日本に帰ってからウズベキスタンについて人に説明する練習なんかを始めたほうがよいだろうか。
ウズベキスタン、ウズベキスタン、
私はすごく好きだ、ウズベキスタン。また住んでと言われたら喜んで住むと思う。
たとえば、タシケントは、世界中の首都の中でもかなり安全な首都だと思う。
私は、多少海外生活には慣れてると思ってるけど、中国の上海では、詐欺集団にまんまと騙されてぼったくり茶屋に連れて行かれたし、インドのデリーでは悪質なドライバーに騙されて目的地と全く違う場所に連れていかれた。それらの詐欺は実に巧妙でレベルが高くて、普通に危機管理していただけじゃ多くの人が騙されるだろうと思う。
ところがタシケントには、上海とかデリーみたいな、生き馬の目を抜くというか、騙すか騙されるかのせめぎ合いみたいな緊張は無くて、のんびりのどかだ。
白タクに乗っても、善良そうな田舎の兄ちゃんみたいなドライバーがせっせと世間話をしてくるくらいだし、夜道をふらふら歩いていても衝動的にナイフで襲って来られることは無いし、バザールで無理やり価値の無いものを高額で売りつけられたりはしないし、せいぜいスリに気をつけるくらいかな。
値段を多少"盛って"くることがあっても、せいぜい1.5倍くらいだし、警官も基本的には世間話が好きな優しい人たちだ。一国の首都なのにこんなに長閑でいいのかな、と思うこともある。ウズベキスタンの発展は願っているけど、こういうノンビリしたところはぜひ維持してもらいたいと、勝手ながら思う。
また住みたいとか書きつつ、矛盾しているんだけど、あと5ヶ月って考え始めたらその5ヶ月が妙に長く感じてる。わさび、食べたい。チューブのまま食べたい。おいしいお蕎麦に少しつけてわさび食べたい。あんまり好きじゃないにぎり寿司とか刺身でさえ無性に食べたい。
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