先週の日曜はイースター(復活祭、ロシア語だとПасха?)でした。ロシア語の先生が絵柄ゆで卵と、ポール形のケーキをくれました。おしいかった!
テレビでアルメニアのイースターの様子をみていたら、大人が、ゆで卵をぶつけ合うゲームをしている様子を映していたので、面白かったです。2人が、それぞれ自分の卵をぶつけあって、最初に割れたほうが負け、買ったほうが負けたほうの卵を奪う、というゲームだそうです。
ロシア語の授業で、あなたはどの生徒の隣に座りたいですか?
という設問があり、以下の選択しが示された
1.勉強ができるが、いつも隣の生徒とお喋りしたい男の子
2.書くのが遅くて、いつも「今先生何て言った?」と聞く男の子
3.いつも先生の言ったことと違うことを質問する男の子
4.勉強に集中したいために他の生徒と話をしたくない女の子
5.勉強ができて書くのも早く、他の生徒を助ける余裕のある女の子
私としては、4番の女の子です。理由は、静かで私の邪魔しないからです。
でも!答えは5番で、それが一般のロシア人の回答なのだそう。なんでも、生徒は、互いに助け合いながら授業を受けるもので、隣の子が困っているときに助けてあげないのは、伝統的に失礼な行為!になるのだそうで、それによると、4番のような、自分の勉強のために他人に関わらない生徒は、「利己主義的な悪い子」なんだそうです!
私が、
「どうしてウズベク人の生徒がテスト中に、隣同士で正解を教えあったり、試験官(私)に答えを聞いてきたり、するのがわかりました」
というと、先生はわが意を得たり、という顔をして、「私が学生の頃も、監督の先生はわざと5分間タバコを吸いに行ってくれて、その間に皆で答えを写しあったものよ!」などと言います。
たとえテスト中でも、答えを教えてほしい人をむげに扱ったり、知ってるのに教えてあげない、無視したりすることは、相手を敬わない悪い行為なのだそうですが、私はいままで何度も試験官をして、何度も「答えを教えてくだせぇー」と頼まれて、毎回無視したりしているので、学校ではかなり悪い人のレッテルを張られているのでは?
それにしても、答えを教えあったりするのでは、それはもうテストじゃないのでは?
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