ウズベク人って、よっぽど詩人が好きなんだなぁ、と長いこと思っていて、人にもそうやって吹聴していたのですが、どうも間違ってたみたいです。
タシケントのメトロの駅は、半分くらいが詩人にちなんだ名前がついているため、そう思っていたのですが、それはモスクワの地下鉄駅の命名ルールを真似てそうしているのだそう。
なぜ詩人なのか?
というと、政治的な人物だと、政変があって急に評価が変わる可能性があるから、そのたびに駅の名前を変えていたら大変。一方で詩人なら、そうそう評価が変わらないうえに、有名で誰でも知っているから、という理由だそうです。
なんとも、ソビエト・ロシアらしい理由で駅の名前が決まるのですね。でも普通に地名とかストリートの名前じゃ駄目なのかな。
なお、アリシェルナボイー氏は、現代ウズベク語の基礎をなした人物なので、疑いなく人々に尊敬されている詩人です。
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