私のことを知っている人なら、私がそんなに協調性とか社交性のある人間じゃないことはわかっているだろうけれど、やっぱり知らない100人以上の人といきなり共同生活をするのは不安だった。特に、知らない人と話をしないといけないのがストレスになりはしないか、とか。
蓋をあけてみたら割りと、私はすっかり抵抗なく知らない人々と話をしている。別に自分がスキルを上げたわけじゃなく、彼らは少なからず元々海外に目を向けている人が多く、加えてそれぞれ専門分野を持つプロフェッショナルで、論理的に語れる分野があるからだと思う。
特に農業や体育など、自分とまったく違うプロフェッションを持つ一回りくらい若い人と話すのが楽しい。普通にITで会社員をしていたら出会うことのなかった植林の専門家とか、農業の人とか、ノリの良い柔道の人とか。
農業隊員でベナンへ派遣予定の不思議な感じの女の子と話をした。南半球で南の星座を見るのが楽しみとのこと。ベナンでは女性が表で喫煙するのは良くないこととされているんだって。ベナンってところでどこだろう?
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