ロシアでは何をするのも行列で、っていうのはソ連時代の人民(ナロード)ジョークかと思っていましたが、どうやら今に至るまでそれが現実のようです。
空港到着からイミグレを抜けるまで70分かかった!今回、13時の便のために、10時50分には空港に到着したのですが、ようやく出国審査を抜けたのは12時を過ぎていました。とにかく至る所で行列に並ばされるのです。
空港に入る(10分)まず空港施設内に入るために手荷物、携行品チェックを受けますが、10分程度行列します。ベルトやポケットのものもすべて調べるから。
チェックインする(優先で5分)チェックインは私は優先だったので5分程度の待ちで済みましたが、エコノミーで優先なしだとここも10分15分見るべきでしょう。
制限エリアに入る(15分)チェックインが済んで、イミグレーションのあるエリアに入るために、係員がひとりひとりパスポートと搭乗券のチェックをしてスタンプを押しますが、ここもおじさんがもっさりと仕事している関係で、15分程度行列させられます。うっとおしい。
荷物チェック(15分)再度手荷物チェックとボディスキャナーでスキャンされますがここも行列します。エリアが狭いのでカオティックだし、貴重品を手放さないといけないのでうっとおしいです。貴重品を紛失しそうです。
搭乗券をスキャン(3分)出国審査にやっと並ぶ前に自動改札に搭乗券をかざす必要があります。セルフサービスのためうまくスキャンできない旅客もいて、若干待ちます。
出国審査に並ぶ(20分)出国審査は10くらいのブースを開けているにも関わらず、ひどい長蛇の列でここが一番待ち時間が長いです。イライラしながら見ていると、ひとりひとりの出国者に時間をかけすぎていて、余裕で5分以上かけています。私のときは時間を計ってみたのですが、5分間かかりました。何をしているのかというと、搭乗券をスキャン、乗り継ぎの搭乗券をスキャン、パスポートをスキャンして、パスポート写真と実物を見比べて、パスポートの全部のページをゆっくりと眺めてほかにどんな国に行っているのかチェックして、乗り継ぎ先はどこかを尋ねて、やっとスタンプを押します。
やっと出国できました。ラウンジインビテーションを貰っていましたがどのラウンジに行け、とは書かれてなくて、BAとかS7、プライオリティパスのラウンジがあるようですが、わかりません。試しにPPのラウンジに入ってみると、「ここじゃなくて反対側の空港ラウンジに行って」と言われます。面倒くさい。
このサインボードが普通は至る所にありますが、1か所にしか見つけられなくて苦労しました。
喫煙できない空港空港ラウンジをみつけて、喫煙室を尋ねると、「ありません、この空港は全部禁煙よ」と冷たく言われました。ロシア人のおっさんが空港に入る前に、空港前の空き地で吸いダメしていた理由がわかった。過去に施設内完全禁煙の空港など見たことがありません。さすがロシア。
結局、ゆっくり飲食する時間はほとんどなく、あわててシャンパンを飲んで、ゲートへ向かうことになりました。
一応パンとボルシチ、チキンと野菜のようなフードがありましたが、ほとんど味がしませんでした。飲み物はシャンパン、ワイン各種、ビールもありました。
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