◇タシケント中心部のアロールボゾール
タシケントでは、ロシア語を話す人口は非常に多いらしく、街中で耳にする言葉も、ウズベク語とロシア語が混在しています。レストランやホテル等のサービス業では、ロシア人のスタッフが殆どで、ロシア語によるサービスが行われています。バザールでは、ウズベク語がおもに話されていますが、ロシア人の客もいるため、ロシア語で接客する風景も見られます。
英語に関しては、私がこれまで出入りしている場所では、特に若い世代の人々は、よく英語を話す印象があります。ウズベク人の若者の話す英語は決してブロークンではなく、丁寧な、きちんとした表現を使います。
携帯電話会社で順番を待っていたところ、あるウズベク人の青年が近づいてきて、 " If you have any inconvenience, counter #1 will help you. (もし何か不便があるなら、1番カウンターに行くといいよ)" と言ってくれました。お礼をすると彼は去ってゆきました。
私が外国人であると見て、携帯会社のスタッフではない通りすがりの彼が助け舟を出してくれたのが嬉しかったのも去ることながら、彼の綺麗な英語にいたく感動しました。
その他の場所で耳にする英語も、文法的に正しい綺麗な英語であるのがとても印象的です。ウズベク人は言語能力が高いと聞いていましたが、本当にそのようです。言語の教育システムが良いのでしょうか。
その後、通りを歩いているときに、水が買いたくて一軒のマガジン(雑貨店)に寄ったところ、10代らしいお嬢さんが店番をしていて、私に、「你是中国人吗?」と、中国語で話しかけてきました。ウズベク人の言語能力の高さには感心します。
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