4,10,2012
さて、ドライクリーニングを探していて近所に見つけたことまでこのブログに書いたように記憶しています。ただ、開店時間がわからずになんとなく先延ばしにしていたのですが、先日、仕事のかえりに通りかかると薄暗く開店していたので、寄ってみました。希少な蝶を見つけたときみたいに嬉しい気持ちがしました。余談ですが、不便な環境にいるとクリーニング屋が営業しているだけで嬉しくなっちゃうようになるので、嬉しさが足りない人にはこういう国はお勧めです。
汚れたワイシャツ二枚と、スラックス一枚をレジのロシア美女に渡します。ロシア美女は、なにやら検分したあとで、おもむろに私のズボンの内側に付いているワイシャツの滑り止め用ゴムを剥がします。べりべりと!私はなんだかあっけに取られてぼーっと見ていました。なにやら、「マシーナ(洗濯機)を使うのでこれは駄目なのです」みたいなことを言っていました。6つの滑りとめゴムをべりべりと剥がしたロシア美女は、私の掌にそれらを返してくれました。
料金は、スラックス9800スム、ワイシャツ9000スム×2枚で、27800スム。うどん一人前5000スム、私の生活費が30000スム/日であることを考えると高いでしょう。普段使いはできません。
日本は、一時期価格破壊というのが起きて、写真の現像とかクリーニング代っていうのが妙に安くなりましたが、こちらウズベキスタンでは当然価格破壊が起きていないので、おしゃれ着をクリーニングするといったことがすでに金持ちのすること、もしくは普通の人が季節に一度くらいすることなんでしょうね。ワイシャツはこれまで通り家で手洗いすることにしました。
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