ロシア語で書かれた、ウズベキスタン独立後からの歴史の教科書(高校生向け)を、買ってあるまま手をつけていなかった。ありがちなことだけれど、教科書を買うと納得しちゃって勉強した気になってしまうよね。
言語の勉強に歴史の教科書を使うアイデアは佐藤優さんがコラムで書いていて、いい案だと思った。言語とその国を知る勉強の一石二鳥。歴史に限らず、やっぱりその国の道徳心とか常識を知るためには、その国の子供が受けている授業を追体験するのがいいと思う。私たちだって子供の頃の教育がベースになっているわけだし。
数学、科学、地理なんかは殆ど共通のはずなので、歴史、国語などはいい勉強になるはず。日本にいる外国人だって、新見ナンキチとか宮沢賢治を読んだことのある人ならば話が通じやすい気がするし。
で、毎日1ページずつを目標に読み始めてるんですが、なかなか難しいんですよね。ページの8割が知らない単語だったりして。あんまり意味は意識しないで音読をメインにするかな。
なお、教科書のもっともいい点は、平易な単語で書かれている点。新聞などを読んでいると、たまに辞書を引いてもわからない単語が出てくるが、教科書の単語は辞書を引くと出てきて、納得できる。これだけで、本への信用度が増すよ。
一年後にはウズ人と歴史を語り合うのを目指すよ。
「そうそう、1990年の6月にウズベキストンリパブリカスって名前が決まったんだよね」
「そうそうー!」
みたいな。
・・・・・みたいな??
まいっか。
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